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のこされた動物たち

2016-03-13 20:27:36 | 写真展
最近なかなか行けてなかった、なーごさんとこのギャラリーの写真展に行ってきました。




ギャラリー パウパッド 肉球画廊
『のこされた動物たち~福島第一原発20キロ圏内の記録~』

東日本大震災で、原発事故により置き去りにされたペット・家畜たちの壮絶な写真。
当時は、リアルタイムで動物たちの悲しい末路を間接的ではあっても目の当たりにしていたけど、5年経ち、改めてこういう写真を前にして、やはり堪えきれないものがありますね。
突然誰もいなくなった町で、ずっと人間が帰ってくるのを待っていたであろう命。
人間に世話されなければ生きていけなかった命。
以前は、こんな悲惨な姿は辛くて見ていられなかったけど「死体」となるまでのこの子の苦しみや思いはどんなもんだったんだろうと、その死に様を無駄にしたくなくて、目に焼き付けてきました。
原発事故さえ起きなければ…置き去りにさえされなければ…
少なくともこれ程までに惨い死に方はしなくてすんだだろうに。
「原発のマスコット」として福島に連れてこられた30数羽のダチョウは、半分が餓死、半分は殺処分、保護されていた2羽ももうすでに亡くなってしまったそうです。
何だかな…何なんだかな!
写真の中の動物達を見ている間、さちと小次郎の顔がチラつきました。
さちコジがこんな死に方したら…いや、置き去りになるだけでも耐えられない!
きっと被災した飼い主さんだって同じだったはず。
この写真展、機会があるなら多くの方に見ていただきたい。
「可哀想」「残酷」そんな思いも当然沸き上がるでしょう。
でも、怒りや悲しみだけではなく、大事なのはこの悲劇を二度と繰り返してはいけないということ。
だから、今後もし災害時に避難しなければならない事態になったら、絶対にペットも同行させてください。
決して置き去りにしないでください。
そして5年経った今でも必死に命を繋いで人間が戻るのを待っている動物がいる事を忘れないでください。
どうしたって人間優先のこの世の中、でもだからと言って他の動物をないがしろにしていい理由なんてないはずだから。


帰り際、なーごさんから「ちずさんにあげたい物が」と手渡されたのが、チンアナゴ&ニシキアナゴの可愛いイラストのポストカード!
メッチャ私好みーーーっ!
「ちずさんと言えばチンアナゴ」
光栄です!(≧∇≦)b





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コメント
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