５億人の女性を救った英雄

観たい映画があっても日にちと時間がなかなか合わなくて、上映場所も回数もどんどん限られて、益々観にいけるチャンスが減る始末。
それでも、何とかスケジュールの合間に捻じ込ませて、やっとやっと観に行ってまいりました！

『パッドマン　５億人の女性を救った男』

ちょっとネタバレしちゃうかも…？(;^_^A





生理用ナプキンが高額すぎて買えず、月経中には雑巾レベルの汚い布をあてがっている女性のために安価で衛生的なナプキンを自分で作った男性の実話。
「インド映画だから、やっぱり歌って踊るのかな〜」って思ってたら、冒頭から歌いまくってた！(*´艸`*)
その歌詞がね、女性なら嬉しくなっちゃうような新婚男性からの愛の言葉なの〜.+:｡(〃∇〃)ﾟ.+:｡

それにしても、つい最近の話だというのに、インドの男性ばかりではなく女性ですらも、生理に対しての異常なほどのタブーっぷりには驚き！∑(ﾟдﾟ*ﾉ)ﾉ
きっと日本も昔はそんな感じだったんだろうけど、2000年以降でもナプキンの使用率はごくわずか。
女の子から女性になったことを歌って踊って祝福するくせに、毎月生理になると「穢れ」とばかりに５日間は家族と同じ部屋にはいられない矛盾。
おぞましいくらいの生理への偏見。
無知がゆえにそれを当然と受け入れ、その風習を継続する女性たち。

ただ「愛する妻を守りたい」という思いだけで、ナプキン作りに情熱を向ける主人公・ラクシュミ。
変人・危険人物扱いされ、家族にも見放され、村を追われ、それでも諦めなかったラクシュミは夫の鑑！
生理への正しい知識を持つ女性の協力を得て大成功を収めても、決してお金儲けには走らず、結果的にインドの女性を、そして世界中の発展途上の国の女性を救う結果になり、とても清々しく観終われました。
こういう人の思いと努力が世界に認められて報われて良かった！(*´∇`*)

これはぜひともカップルや夫婦で観てもらいたいわ〜と思っても、もうそろそろ上映終了しちゃいそう…(๑꒪⍘꒪๑)

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