ぐ~たらEVERYDAY

平凡な日常を愉快に楽しく!

スタートラインのはるか手前

2020-06-02 18:13:00 | 地域猫

小次郎が亡くなってからのこの1年、新たな猫を飼う決心がつかないまま、なんとなく近所の外猫たちに目が向いていきました。
シャーとの出会いで、自分がどうしたいのか、なんとなく見えてきました。
「外で辛い思いをする猫を減らしたいな」

うちの近所で見かける猫は、ほぼ耳カットされています。
去勢・避妊手術されている証。
産まれてすぐに殺処分されてしまう不幸な猫をこれ以上増やさないための愛情の形。
これは「TNR」と呼ばれていて、野良猫を捕獲し、手術を施し、元いた場所に戻すという活動です。
この地区の猫たちのTNRは、いったいどなたがやっているんだろう?
もしわかれば、他の耳カットされていない猫のTNR、私にもお手伝いさせてもらえないだろうか。
でも、全くの素人だし、捕獲器もないし、捕獲の仕方もわからないし、1人じゃ心細い。
ネットで調べても、この辺りでボランティア活動してるような記述は出てこない。
市内で活動しているボランティアグループも、ネット上は最近の活動報告がないのでよくわからない。
散々調べて八方塞がり (lll´д`lll)
市のHPには、野良猫の避妊手術について・その助成・地域猫の推進ガイドラインも載っている。

で、あまり当てにはしてなかったけど、3月半ば頃に、市の環境政策課に自分の思いと相談事をメールで送ってみました。
すると後日、担当の方からメールとお電話をいただき、私の住んでる地域で個人でTNR活動を行なっている都の動物愛護推進員の方がいると。
よければ連絡取ってみますと。
ふぁ〜ぜひ、お願いします!(≧人≦)
で、さらに後日、そのTNRされている方からお電話をいただき、いろいろお話しました。
相手の方もとても喜んでくださり、何でも相談に乗りますと。
3〜4年前にこの地区で10数匹手術したんだとか(すげっ!)
また新たに手術されていない猫がいるなら、今度見に行きますと。
「この活動がもし辛くなったら無理はしないでくださいね」と。
うっうっうっ…めっちゃ優しい〜。・゚・(o≧ω≦o)・゚・。
市の担当さんも「とても優しい方ですよ」とおっしゃってたけど、ホントだわ〜
動物愛護ってなると、結構上から目線的に0か100しか認めないような厳しいこと言って、素人がこういう活動を始めるきっかけを逆に潰しかねないような人がたまに見受けられるんだけど、全然そんなんじゃない。
「今度一度お会いしましょう」
「たまに同じ活動してる人たちとお茶会みたいなこともしているのよ」と。
そこには役所の方や市議会議員の方も参加したりするって。
ふへ〜∑(゚∇゚*ノ)ノ
ただ「今は大変な時期だから、コロナが収まってから会いましょう」…というところで!
ここで!
ず〜っと止まっちゃってたんです。
タイミング悪すぎた〜
4月に入ったらお会い出来ると思ってたのに、コロナめ〜٩(๑`н´๑)۶
私が今気になってる耳カットのない野良猫は「ホイップ」で男の子なので、そう焦らなくても大丈夫だそうで。
「妊娠したメスを見かけたら、すぐ対応しますので連絡ください」とも。


で、ずっとホイップがシロを追い回してるのを複雑な思いで何も出来ずに見守っていたのですが、緊急事態宣言解除の翌日、動物愛護推進員の方からようやく「会いましょう」と連絡をいただき、先日、捕獲場所の下見にも来ていただき、いろいろ打ち合わせしました。

難しいけど、理想として目指したいところは『地域猫活動』
誤解されがちですが、耳カットされたさくらネコ=地域猫ではありません。
去勢・避妊手術された猫が、確実にその後、常にご飯などのお世話をしてもらっているとは限らないのです。
地域猫活動は、行政や、そこに住む住民をも巻き込むことになるので、この目標達成ははるかはるかはるかはるか先。
私1人じゃ、まるで自信ない。
だって集合住宅だから、世帯数が多すぎるんですも〜ん!(๑꒪⍘꒪๑)
その辺についても役所から言われたけど、まずは「TNR先行型」でいくしかないようです。
とにかく今いる外猫の数をこれ以上増やさないこと。
まだスタートラインにすら立てていないけど、何をどうしていいかわからず1人で悶々としていた日々から少し解放されて、とりあえず相談できるボランティアさんが近くにいることを心の頼りに、1つ1つ地道にハードルをクリアしていければと。
は〜、でも新たに何か動こうにも今はコロナが厄介なんだよな…(≧ω≦)





1日1回、ポチッとクリック!
ご協力お願いします!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする