やっと映画館が営業再開しても、観るつもりだった作品はすでに終わってしまったり、上映時間が合わなかったり。
さらに先月末から公開の映画を楽しみにしていたのに、それも何故か1日1回の上映スケジュールになってて、なんで、なんで!?Σ( ̄ロ ̄lll)
その1日1回がことごとく無理な時間帯ばかりで、ほぼ諦めかけていたら、1日だけ鑑賞可能な時間の日が!
これを逃したらもう上映終了しちゃうだろうなと思い、ようやく行って来られました。
誕生日サービスで1,000円で観られたわ〜(*´∇`*)
『ハチとパルマの物語』
1970年代の旧ソ連で起きた、空港に置き去りにされた犬と母を亡くした孤独な少年の実話。
いや〜もう!
子供と犬…これだけで絵になるし、これだけで泣けちゃう!(இ∇இ)
犬のパルマの表情がまたすっごく良くて、本当に少年と会話出来てるんじゃないかってくらいの名演技。
パルマの一途さと少年との絆に、私の顔中の穴という穴が涙と鼻水で詰まってしまい、途中何度もマスクを外さないと呼吸出来ない状態でした。
冷たくされたり、担ぎ上げられたり、人間の思惑によって翻弄されるパルマと少年。
それでも彼らを必死に見守る大人たちも。
そして、ラストはパルマと少年の思いに応えようとする人々。
「このクライマックスは最高だーーーーっ!٩(*≧∇≦*)۶」
ただ…
ハチとか秋田犬を無理に結びつける必要あったかなぁ?
何か秋田犬を推さなきゃいけない制作的な事情があるんだろうけども、ハチなんて会話の中にちょろっと話で出て来ただけだし、せっかく場面もこちらの感情も最高潮に達して涙・涙でそのままエンドロールでも良かったくらいなのに、いきなり現代の日本に舞台が移り、なぜか秋田犬推しが始まり、ちょっと感動が萎えてしまったような。
少年とパルマの話だけで充分胸アツな作品だと思うのになぁ。
そこがちょっと惜しい。
でも、諦めずに観に行けて良かった作品でした。
公開されてから上映回数が少なかったのはもったいない。
たぶん東京ではほぼ上映終わっちゃってるかも。
オススメなのに、その機会がすでにないかも。
あ〜もったいない!!!o(*≧ω≦*)o