スーパー３０アーナンド先生の教室

映画を観て来ました！


『スーパー３０ アーナンド先生の教室』

この作品、ＣＭとか劇場予告編とかで見たことあります！？
私、全然知らなかったんですよ。
『王様のブランチ』の映画コーナーで紹介してて、そこで初めて知って。
LiLiCoさんのプレゼンにまんまと影響受けて、観に行って来たわけです。

これから観に行く予定の方はここまで！






＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊






貧しいながらも天才的な数学の頭脳を持つアーナンド。
その才能を認められ、ケンブリッジ大学から入学許可が下りたものの、イギリスまでの渡航費用が捻出出来ず、父親の急死も重なり、入学を断念。
優秀な予備校の経営者に拾われ、そこの人気講師となり、生活も裕福になる。
そんな中、貧しさのために働きながら路上で勉強をする若者と出会い、予備校の仕事も裕福な生活も捨てて、才能があるのに教育を受けられない３０人の貧しい子供達のために無償で家と食事も含めた塾を開設する。

これ、実話なんですって！Σ(ʘДʘﾉ)ﾉ
インド映画って、いつも時代錯誤だなって思わされるほど、貧富や男女の差別が極端。
貧しさゆえに、どんなに才能があっても教育を受けられない。
これって、人類にとってとても損なことだと思うのに。
様々な分野で活躍出来る天才を埋もれさせて終わってしまう。

そんな才能を隠し持つ若者のために私財を投げ打って人生を捧げたアーナンド。

アーナンド先生は予備校で大人気。
だから、貧しい子達に私塾を開いた時に、予備校に通う金持ちの若者が「自分もあなたの教育を受けたいのに」と言う。
確かに、今度は金持ちであるがゆえに受けたい先生の授業を受けられないのかという思いもわかる。
だからこそ、誰にでも教育を受ける権利が与えられなければならないし、アーナンド先生１人が貧しい若者だけを救っていかなければいけない世界を変えないといけないのよね。

私塾の生徒たちの合格を阻止しようと、マフィアまで出てくるのには驚きなんだけど、生徒たちがアーナンド先生の授業で得た知識を駆使してマフィアを撃退していくシーンはゾクゾクしたよ。
知識があるから知恵が生まれる。
そして、ラストは劇的ともいえる展開に…(இωஇ)
このアーナンド先生の行いは確かに世界から称賛されて当然の偉業だと思う。

この映画には実際の生徒も生徒役で出演してたりするんですって。
ただ、若者もみんな男性は髭をすでにモサモサ生やしてるから、最初は大人か子供かの区別もつかず…(;^_^A
で、本物のアーナンドさんとその弟は今でも襲撃を受けているというのを知って「インド、ヤバくない！？Σ(ll0ДQll)」

本物のアーナンドさんが今回、新宿ピカデリーでプライベートでこの映画を鑑賞したらしいんだけど、この映画はもっと多くの人に観てもらわないと勿体ない！

あと、やっぱりインド映画なので、途中歌ったり踊ったりがあって、その分上映時間が長いです（笑）

１日１回、ポチッとクリック！
ご協力お願いします！