映画を観てきました!
『ボルテスVレガシー』
子供の頃に観ていたアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」が昨年フィリピンで実写テレビシリーズ化。
主題歌が第2の国歌と言われ、世代を超えてフィリピンの全国民のほとんどが知っているという凄まじい人気。
テレビシリーズ版が劇場用に編集されて日本でも公開されました。
オリジナルアニメを見事に再現していると前評判は上々。
私は子供時代、かなりアニメは見ていたはずなのに、あんまり内容に記憶がなくて。
それでもこの作品の予告編の再現度はかなり期待出来ました!.。.:*・'(*✪∇✪*)’・*:.。.
実際に映画を観てストーリー的な記憶が蘇ることはなかったんだけど、チームのコスチュームや巨大ロボットのフォルムや合体シーンはアニメそのもの。
こういうのって変に今風にスタイリッシュにしちゃいがちだけど、完全に昭和感そのものでしたよ。
「レッツ、ボルトイン!」の号令とともに、ボルテスVの主題歌が流れた瞬間は思わず身を乗り出しちゃいました。
アニメと音源が全く同じで、フィリピンの歌手が歌っていても歌詞は日本語。
これは嬉しい!
これは興奮しちゃう!٩(๑>∇<๑)و
小林亜星氏はいい曲作るなぁ…
アームストロング一家のシーンでは、エンディング曲「父をもとめて」のアレンジメロディが常に流れる。
いや〜たまりません!
このエンディング曲って、父親に会いたいけど会えないって歌詞なんだよね。
母親との涙のシーンはあったけど、父親にはあまり触れておらず。
なんでも今回の映画は、テレビシリーズ版の序盤の部分らしくて、完全に「To be continued」状態で終わりました (;^_^A
あれ?
でも宇宙からいきなり地球を襲撃する非道な侵略者が現れ、それに対抗して5人の勇者が地球の未来を背負って戦う…っていう、よくあるパターンのアニメがなぜそこまでフィリピンで人気になったの!?
知り合いにフィリピン人がいて「ボルテスV知ってる?」って聞いたんです。
当然「知ってるよ」
なんでも、このオリジナルアニメがフィリピンで放送された当時、フィリピンはマルコスの独裁政権下。
マルコス政権に不満を抱いていた国民が正義が悪を打ち砕くボルテスVのストーリーに感化され革命を起こすのではと危惧したマルコスが放映中止にするほどだったとか。
それでも結果、革命が起こり、マルコス政権は崩壊。
今回の映画ではそこに至るまでの影響ある部分は特に見られず。
でも、ラストシーンに1人の男が幽閉されてる場面が…
どうもそれは敵であるボアザン星人のプリンスの父親…?
ということは、地球側ではなく、敵側のボアザン星人たちが独裁者に立ち向かうストーリーがあって、それがフィリピン国民を奮い立たせたということ…かな?
う〜ん、続きも観たいけど、テレビシリーズ版はかなり話数が長いらしいから映画ではチャンスないかな (߹𖥦߹)
観に行ける時間帯は吹替版ばかり。
ただ、フィリピン語は馴染みがないし、元々アニメだし…と、吹替で観たら大正解でした。
欲を言えば、エンディング曲もアニメと同じの流してほしかった〜(アレンジ曲だった)
映画館で貰いました。
さすがに作るのはめんどくさい。
でも完成品はちょっと見てみたいな。