全くのノーチェックだったんですが、友人に勧められて観に行ってきました。
『コーダ あいのうた』
2014年にフランスで作られた『エール!』のリメイクだそうです。
両親と兄との家族の中で、唯一耳が聞こえるルビー。
ずっと家族と他者との通訳をし、家族の仕事を手伝う毎日の中で、歌の才能を見出され、音楽大学への進路という夢と家族を支える事との狭間で悩むルビー。
これから観る予定の方はここまでで!
でも、絶賛オススメの映画です!(*´∇`*)
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ルビーの通訳がなければ他者とのコミュニケーションが図れない家族。
ルビーの歌声が聞こえない両親にとっては、本当に歌の才能があるのか信じられない。
下ネタ好きで、身勝手で、娘を束縛しがちな両親が最初は受け入れ難かったけれど、少しずつ娘の人生に思いを寄せ、応援し始める様子に涙。
聴こえないルビーの歌声を喉の振動で感じようとする父に涙。
耳が聞こえるルビーを産んだ時の複雑な気持ちを正直に伝える母に涙。
家族の犠牲になることで夢を諦めるなと叱咤する兄に涙。
反発しながらも家族を一番に思いやる娘に涙。
家族4人がそれぞれ誰かに依存せずに自立していく姿に涙。
結局ずっとウルウル泣きっぱなしでした (இωஇ)
素晴らしい家族。
素晴らしい恩師。
素晴らしい歌声。
派手な映画ではないけれど、アカデミー賞候補なのも頷けます。
終わってしまった時に、もっと歌声を聴きたかったなぁと思っていたら、エンドロールで歌が流れて大満足。
主人公以外の家族を演じたのは、実際に聴覚障害を持つ俳優さん達なんだそうです。
その3人と同等の手話での会話をこなした主演のエミリア・ジョーンズも素晴らしかった!
多くの人に観ていただきたい感動作品です!.。.:*・'(,,>᎑<,,)’・*:.。.
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先生役も良かったし。
ぜひぜひ観ていただきたいです〜
私はオリジナル版も見ましたが、こちらのリメイク版の方が良かったような気がします。
あの母親の、耳が聞こえるルビーを産んだ時の複雑な気持ちの独白には驚きましたが。
母親としてそれはないだろう!?とも思いましたが
彼女なりの複雑な事情があったのですよね。
私の感想も貼らせて頂きますね。
https://blog.goo.ne.jp/franny0330/e/d363eb47dd1e8d2ae65c4c3a988c9148
母親のそれまでの人生が影響しての告白だったのでしょうね。
母親自身にずっと耳が聞こえる家族がいなかったとすれば「わかりあえない」と不安になるのかもしれません。
オーディションシーンは感動でしたね!
あれからずっと、ふとした時に「青春の光と影」が頭の中でよみがえります。