初めて映画館の予告編を観てから、ずっと楽しみにしていました。
『事故物件 恐い間取り』
「事故物件住みます芸人」さんの体験談を元に作られたフィクション。
ま〜主役の芸人さん役が亀梨和也くんで、ヒロイン的な存在で関わる子が美人ってところで、すでにフィクション感が…(;^_^A
最近のジャパニーズホラーは、霊がクッキリしすぎてて、後半はその霊との対決があったりして、かなり有りえない展開というか、映画だからいいんですけどちょっとリアリティに欠けるというか、個人的な好みでいうと、もっと霊はぼんやりしててほしいんです。
姿もそうだし、例えば音とか、ニオイとか、気配とか、日本古来からの心霊的恐怖がゾワゾワ来るんです。
襖が少しだけ開いてるとか、扉が中途半端に開いてるとか、窓にうっすら何か映ってるとか、メッチャ怖くないですか?
そんなぼんやり感がもっとほしい。
なので、どうしても「呪怨」的見方をしてしまうんですよね。
そういう点で、直接的な驚かし描写に終始してしまったかな。
以前観た『残穢』の時にも思ったんだけど、過去を遡って事故物件に当たらない土地や家ってほぼないんじゃないの!?って思うんです。
病死や孤独死までが事故物件扱いされちゃうんじゃ尚更。
最近は、映画の宣伝や影響もあって、事故物件を扱う記事や番組が多いけど、事故物件に住んでても何も起きずに快適に暮らしてる人だって多いだろうしなぁ。
作品内で、芸人役を俳優が演じて、逆に実際のお笑い芸人が特に芸を見せる役じゃない方で使われてるのが、ちょっと面白かった!(*´艸`*)
江口のりこさんと高田純次さん、いい味出してます。
あと、この手の作品を見ると強く思うこと。
「頼むから、さっさと部屋の電気を点けてくれ!!!(。・`ω´・。)=3」
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