シフォンとか薄いジョーゼットとか裏地の1枚裁ちはけっこううまくいかなくてストレスの原因となります。うまく切れなくてイライラしたことはありませんか?
サンプル縫製等で、1枚だけ裁断の時には、量産と同様、マーキング紙にパターンを写して裁断します。 あっ! この事は後日述べるとしまして・・・今回は薄い生地をストレスなく裁断する方法。
●薄手の芯地です。
●1枚をはさみで裁ちます。
●こんな感じですっきり裁てません。
●アパレル工場の裁断で使用する筋紙(すじがみ)を使用します。
●このように、筋紙を敷いて一緒に裁ちます。
●右はそのまま裁ちましたので切れてないですが、左は筋紙を敷いて裁ったのですっきり切れてます。
本来、裁ち鋏で紙を切ると切れなくなると言われますが、生産の現場で、そんなことを言っていると生産性が落ちます。切れなくなったはさみは研ぎに出せばいいことですので、時間(生産性)を重視します。
うまく裁てなくてストレスを感じた人は一度試してみてはいかがですか?