ヤスの雑草日記(ヤスの創る癒しの場)

私の人生の総括集です。みなさんと共有出来ることがあれば幸いです。

○僕のブログに対するコメントに関して想うこと。

2011-08-31 16:17:50 | 歴史
○僕のブログに対するコメントに関して想うこと。

朝鮮学校無償化断固反対! 文科省前抗議街宣 (つばめ)
2011-08-30 13:41:03
菅直人の最後っ屁「朝鮮学校無償化」 を粉砕するぞ!北朝鮮による国家テロに加担する反日勢力を叩きつぶそう!日本人拉致事件など北朝鮮による国家テロ事件が未だ解決していない状況で、朝鮮と強いつながりを持つ菅直人前総理は最後っ屁よろしく朝鮮学校無償化の手続きを開始することを決定しました。朝鮮学校における反日教育の実態、現在覚せい剤の密輸などの罪で国際指名手配を受けている曹奎聖容疑者(元下関朝鮮初中級学校長) 、日本人拉致実行犯辛光洙容疑者の共犯者金吉旭(元大阪朝鮮民族学校校長) 問題などなど朝鮮学校を巡ってはその教育内容や凶悪犯罪問題だけではなく、学校長などの職員に相当する者たちが金正日の直裁を経て任命されるなど、朝鮮総連と同じくテロ国家北朝鮮の出先機関としての側面があります。こうした諸問題を無視して(彼らの言うところの) 民族教育という名の反日教育を日本国民の税金を使って運営するなど、まともな国家としてはありえない話です。在特会はこの問題において断固反対の姿勢を表するために、担当省庁の文科省に対し朝鮮学校無償化を認めないように抗議の声を直接届けます。

僕のブログに対して、上記のコメントが入りました。もっとも、同じ趣旨のコメントは他のサイトにも投稿されているようで、たぶん、僕のブログの中の何かのキーワードに反応して自動的にペーストするようにしている類のコメントであるのはよく分かっています。この点からだけで判断すると、エロサイトから擬音語で悶絶しながら、ええ想いをして金までもらった!という類のものと同種です。こういうエロサイトにも、以前は返答していたのですが、ペーストした側も二度と見ないものだそうで、現在は削除しています。上記のコメントも同じ考え方で機械的に削除しようか、とも思いましたが、内容が無視できないものなので、コメントを返すかたちで、僕のブログに残してあります。つばめさんという人が所属している団体がどのようなものなのかは定かではないですし、単なる右翼の差別主義者である可能性もありますけれど、一部、考えを一にするところあり、大半の論調は、ネオ・ナチズムを想起させる匂いもするので、再度ブログというかたちで、僕の考え方をきっちりと書いておく必要を感じました。

管直人という人物は、信用できません。無論、その前の首相であった鳩山由紀夫は政治を混乱させただけでしたし、いまは政治的力量を伴わないフィクサー気どりですから、当然信用に値しません。また、それ以前の自民党首相の麻生太郎は漢字もまともに読めない人だったので、いっときは麻生効果なのか、「漢字検定試験」が流行りました。それにテレビのバラエティ番組でも漢字を言い当てるクイズ形式のものがいくつも放映されました。それにしてもおかしなことが起こり続けました。また、麻生の前の安部晋三首相も参院選の大敗で、退陣を促されていたのに、無意味に首相の座にしがみつこうとしました。安部が首相を辞めたのは、誰の説得も無視したにも関わらず、肝心の本人がどう見てもかなりひどいうつ病を患い、その任に耐えられなくなったからでした。そういう意味では、自民党大敗も頷ける結末です。民主党が政権をとったのは、自民党政権の屋台骨が腐っていたからです。僕の考えでは、そもそも保守二大政党制などというものは、アメリカの民主党と共和党の慣れ合い政治のものまねで、本質的な政策論議など出来ない政治的土壌の上に出来あがった新政権でした。だからこそ、政治的大連合などと恥知らずに言えるのです。いくら東日本大震災があり、その結果の福島原発の、恐らくはメルトダウンにまで到達するだろう危機的状況下においても、各政策の合意によって難局を協力しながら解決するなら分かりますが、政治的大連合などと言い出すと、もう、これは訳がわからなくなります。政治的大連合などというと、もはや政策的論議すらなされなくなりますから、状況のあり方によっては、挙国一致などというようなことになりかねません。それは戦前・戦中の状況に近いものに変質する可能性を孕んでいますから、危険極まりないことです。

管直人が首相を辞める直前に文部科学大臣に朝鮮学校授業料無償化審査の再開を指示したという事実は、やはり僕も首をかしげたくなることです。無論日本には韓国系の学校もありますから、同様に審査対象として再審査せよということになったわけなのでしょう。

たとえば、日本が諸外国に日本人学校を創設した場合、僕の認識に間違いがなければ、それは当然に私学です。学校法人としても認可対象にすらされません。当地の国の税金が投入されるなどということはまずあり得ませんね。客観的なものの見方としてもやはり、税金投入などということはおかしいのです。日本が戦前・戦中の朝鮮・韓国に対して侵略を犯した事実が起因しているならば、原爆を二発も落としたアメリカだって、日本人学校の授業料に税金を投与してくれても当然でしょう。敗戦は原爆を落とさなくても分かり切っていたのです。ドイツには落としませんでした。アジア人に対する明らかな差別主義ゆえですし、日本を原爆の実験に使ったのは、データの問題もあったと思いますが、なによりも戦後の政治的枠組みの中で、アメリカが戦勝国に対しても圧倒的に優位に立つためでした。いま、福島原発のメルトダウンを前にして、IAEAのデータの中核は、広島と長崎の原爆データがものを言っているのですから、なんとも皮肉な事実ですね。

さて、北朝鮮のことですが、建国の父とされているキム・イルソンの日本軍との勇壮な闘いすら、偽装された歴史改ざんだと言われています。当時、キム・イルソンは、ソ連の粛清の鬼と化していたスターリンのお気に入りで、日本軍と闘うどころか、ソ連軍と行動をともにしていたと云われています。キム・イルソンにまつわる英雄的行為も、彼の育ちもすべては、虚構にまみれているようです。そういうことを民族主義と称して、朝鮮学校では歴史として教えているわけですから、これはおかしいと断ぜざるを得ません。息子のキム・ジョンイルにしても、世界の問題児です。ロシアも中国もキム・ジョンイル体制を崩壊させて、実質上韓国に併合されるよりは、死なぬ程度に生かしておこうという腹づもりなのでしょう。また、いまの体制を受け継ぐのが、キム・ジョンウン。未来はないと思います。また、歴史的に誤った民族教育を施して、誤った世界認識を持つような子どもたちを育てようとする朝鮮学校に対して、日本の税金を投入する意味が分かりません。菅直人は間違っています。

つばめさんが所属する在特会なる組織が、ネオ・ナチズムのような民族的排他主義でないことを願っています。排斥するのではなく、共生する思想しか、未来を創造していく力にはなりません。無論、朝鮮学校無償化には、僕も反対ですけれど、だからと言って、共生の思想を構築することなく、どうして世界が発展していけるでしょうか?今日の観想として、書き遺します。

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