先日バージョンアップしたばかりですが、諸事情から急ピッチで物事を進めています。
遣り残したくないことが色々あるので、なんとか片付けられるようにしたいと時間を無駄にしないようにしています。
そんなわけで、昨日今日を使って栄枯盛衰グラフの値を調整し、さらに個々の身旺身弱(身強身弱とも言う)による簡易的な喜忌判定をデータに反映できるようにしました。(四柱推命白帯の通常版と相性版)
今まで同一生年月日で同性の人の場合、全く同じグラフが出てきてしまったわけですが、これで一応、時間ごとに違う結果を出せるようになりました。(以前、命宮干で差異化を図ろうとも考えていましたが、こちらのほうが本筋だと思ったので、先にやりました。)
もっとも、今回作ったのは命式における固定的な喜忌に基づくもので、チェック項目にある動的判定には対応できていません。やろうと思ったのですが、だいぶ複雑な作りになる感じだったので、やむなく断念しました。
それと、簡易式なので、前回の記事で書いたような細かな条件から求めている別の喜忌判定とは結果が異なってしまうことがあります。一致させるべきだとは思うのですが、そもそも何が喜神で何が忌神か、そして閑神は何か、といった問題があって正直、困難です。
結果、現状としては閑神などを考えず、次のようにごく単純に設定しています。
1.身旺の人は、食傷・財・官を喜神とし、比劫・印を忌神とする。
2.身弱の人は、比劫・印を喜神とし、食傷・財・官を忌神とする。
この設定を元にして、ベースとなる通変同士の関係の力量に変化を勘案しています。
(とは言っても、この辺も僕の独断と偏見が入っているわけですが・・・)
通変相互の関係性における力量は、実際のところ、個人個人の命式や行運での五行の程度、もしくは通変の太過・不及そして中庸の視点が必要になると思うので、一律に考えることはできません。ただ、そこまで含めていると僕の技量では作り込めないため、今は平均的な値を目標に設定するようにしています。
この辺は対処が難しい内容ではあるんですが、当たらずとも遠からずというか、大まかな目安として利用できればいいかな、という趣旨のグラフなので、正確さは期待しないでください^^;
ともかく、とりあえずは一つ、以前から横たわっていた課題をクリアできました。
今後も研究調査を続けていくことで、より実用性のあるものへと進化させられるようにしていきたいです。
それと、今回のバージョンアップで、データベースシートを使って四柱干支を求める時に、西暦に和暦を併記させました。1年も前にそういう要望があったのを思い出したからです。対応が遅れてすみません。これで昭和46年って西暦何年だっけ? などと悩まずに済みます。実際、作り変えたことで自分自身で使う時も便利になりました。
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