With the I Ching

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さらに、四柱推命白帯のバージョンアップ

2010-06-26 23:03:40 | 四柱推命

今日、先日の更新に引き続き、「四柱推命 白帯」のバージョンアップを行いました。
CIの保管庫」よりダウンロードできます(フリーウェアです)。

前回、旺相死囚休に関して新たに逆回転版を作成しましたが、今回の更新で通常版/別法版の両方で選択項目に入れました。これで比較が容易になりました。

現時点では、僕自身、まだ正確な割り当てを見出せておらず、一応、Type1~5を選べるようにしてありますが、どれも的外れだったりするのかもしれません。

ただ、この項目を設けたことで、より真実に近い方法論を探る手がかりを得たような気もします。今はまだ試行錯誤の状態でユーザーを戸惑わせてしまうおそれもありますが、少しずつでも研究を続けて、よりよいものを提供していけたらいいなと思っています。

なお、今回もExcel2007でのテストに「くー」さんのご協力を賜りました。
・・・というか、押しかけメールでお願いしました^^;
快く引き受けてくださり、感謝感謝です。

エラーは検出されなかったとのことでしたが、もし何かあればソフトに同梱してあるメアドから報告してください。できる限り対応します。


~以下は、雑記というか、所感というか、随感というか。~

四柱推命に関しては、個人的には謎だらけです。

今回の旺相死囚休の場合、季節と順行する考え方と、逆行する考え方(これらは見かけの問題かもしれない)に大別できますが、逆行する考え方は、僕の印象として五行式の十二運に近い感じがします。

日干の違いによって逆回転させたほうが良かったりするのかもしれません。その辺は、まだ研究し始めたばかりで何とも言えないので、ユーザーさんからのフィードバックも欲しいところです。

自分が己日の生まれなので、正しい十二運が何なのかは気になりますが、実際には、使い分ける必要があるのかもしれないとも思っています。つまり、五行で見るといい場合と、十干で見るといい場合。どちらかが全く正しいとは言えないのではないか、という考え方を最近しています。

例えば、行運の通変の力量を十二運で読む場合、十干方式のほうが個別の影響力がわかっていい(十干方式での個別の変化が正しいという条件付ですが)。これに火土同根思想、もしくは水土同根思想も加わるので、五行方式だと2つのグループが同じ力量になってしまって曖昧さが増します。

これと同じようなことを喜忌についても考えています。

喜忌を現象としての吉凶で考えるならば、内的で潜在的な資質である蔵干の影響は含めずに見たほうがいいのかもしれません。でも一方で、命式や行運全体の五行値を見た場合(調和性と偏向性のグラフなど)、やっぱり蔵干の影響も大切だという認識が出てきます。

これは何だか矛盾を感じますが、案外、運命の構造とはそういうものだったりするのかもしれません。たった一つの方法論を絶対視したり、他を排除するやり方をしていてはどこかで見落としが出てくるものなんだろうと思います。折衷案を作るというよりは、それぞれの技法を用途に応じて使い分ける、――その条件を考えることが必要なのかもしれません。


あと、ソフトの内容そのものには関係ないですが、VBAやマクロのコードに関して宣言を入れたり、重複コードを部分的に整理したりもしました。多少、処理スピードがあがったようですが(特に、通常版の命式と大運を求めるシート)、あまりサイズの縮小にはならず、残念。まだ似たようなコードは沢山あるのですが、全てを直すだけの自信も技術もないです><

(※今まで気が付かなかったけど、VBAの処理で最も重いものの一つは「コピペ」なんだと分かりました。これを多用していると、処理に膨大な時間が掛かる。また、コピペにも、「セルの高速コピペ」術があることを知りました。今まで単純なCopy & Pastespecial しか使ってこなかったので、ためになりました。高速化のテクニックについては、「VBA高速化テクニック」も役立ちますよ。特に、表示を止めるのは僕も最小化と併用して前々から使ってますが、これは必須ですね。)


さて、これでとりあえず気になっていた箇所は手入れできたので、ひとまず四柱推命に関しては手を休めます。これからは、時間のあるときは易の解釈を進めていきます。(意気込みだけはあるんですけどね^^; 遅筆ですみません)



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