重荷に感じていたわけではなかったのですが・・・
旧四月に入って急に別のことに気が向いてしまって、残すは癸の段の幾つかだけというところでストップしていました。
その後もボチボチと書いていたのですが、埒が明かないので、今日残りの二つを急ぎ書きました。
ブログで書いてきた内容は、以下のページに一括整理してあります。
「十干剋応(配合)の私的解釈」(予備)
内容の出来不出来はともかく、ひとまず100通りの解釈が終わって一安心しています。ただ、文字数をある程度絞っていることから、事例の羅列になっているだけで、肝心の救いとなるようなアドバイスが入っていないものも多いかもしれません。その辺りのことに関しては、随時、気がついたときに修正や加筆を入れていきたいと思っています。
あるいは、「キーコードから導く、あなたへの語録集 β版~」のほうを読めば、解決策やポジティブな言葉が見つかるかもしれません。よければ併用してください。
ちなみに、これらの解釈をするに当たって、もしかしたら「これらの全ての方位を何度も経験したのか?」と問う人がいるかもしれません。それに対する答えは、「1~2割くらいはそうですが、ほとんどは占断など他の用法によって得ています」となります。
数量的には、一つの項目に対して2~10くらいでまばらですが、一つも直接的な体験や見聞がないというものはありません。すべて自分の五感や方向感覚(+第七感?)で確認してきたものです。
実のところ、方位(空間)作用は奇門遁甲の応用の一面に過ぎません。というより、元は時間と空間の相互作用にあるわけで、“時空間”という意味で考えると方位ばかりが扱われるのは片手落ちだと言えます。
僕は比較的インドア派なために方位に用いることが少ないだけで、遁甲盤を見れば方位効果を知ることはもちろんできます。
ただ、いつもそういうことを考えていたら神経質になってしまって疲れるので、あまり日常的な移動では気にしないようにしています。まあ、方位の影響を考えるとしたら、日常の行動半径を超えるような場合か、あるいは必要な(経験の少ない)データを取るためにあえて出かける時くらいです。
それと一つ、僕からの助言・・・というと、何だか偉そうなので・・・“提案”として受け止めていただきたいことがあります。
奇門遁甲には流派によって作盤法(活盤と飛盤など)が違っていたり、暦(局数)それ自体が別物だったりしますが、どれか一つが真実で他は偽物とか、どこかの流派のものしか効果がない、みたいなことは考えないほうがいいと思います。個人的に研究してきた結果から一つ言えることは、それぞれには適した使い方がある、ということです。
「恋は盲目」じゃないですが、自分が信じる方法論を絶対視したり、勢いあまって他の人達の考え方を否定したりすることがありますが、それはとても危険なことです。自分自身とその見出した手法に自信を持つことは良いことですが、それがいかなる場合も有効であるとは限りませんし、どこかの時点で行き詰って術そのものの習得を諦めてしまうこともあるかもしれません。
でも、そうなっても、他流派や別の考え方をする人から学ぶことができれば、スランプから脱出して新たな境地へと踏み出すこともできるでしょうし、ひょっとしたら独自の応用方法を思いつけるかもしれません。ともかく、自分自身の方法論を追究する一方で、他のやり方に対する窓を閉じずにいることは、多くのメリットを生む可能性があることを知っておいて欲しいと思います。
最近、易を学び始めて解釈に困ったりしていたところ、こちらを拝見させていただきました。
易の解釈は、いろいろな本を見ても矛盾だらけと言いますか…吉なのか凶なのかわからない表現があったり、火雷噬ごうは之卦の解釈が難しい…
独自の解釈が、とてもわかりやすくてgoodです!
たびたび訪問させていただくと思いますので、
よろしくお願いします!
僕も、吉なのか凶なのか判断できないことは多々あります。(また、そのように断定できないものもあるように感じます)
まだまだ自分自身も道半ばですので、これからも応援よろしくお願いします。一緒に頑張りましょう。