cry&smile

海外ドラマの感想、子育て、結婚時代のいろいろなど、ありふれていると思ってるのは自分だけらしく、怒涛の日常を綴っています。

虹のたちあがるところ…「十力の金剛石」

2012-11-14 17:05:08 | 
宮沢賢治の「十力の金剛石」という話に
「虹の脚もとにルビーの絵の具皿があるそうです。」
と大臣の子が言うシーンがあるのです。

今日、虹を見てて思い出した。

あのお話がすごく好きで、
ステンドグラスのような雰囲気(勝手に思っているのですが)、
何度読み返してもあのキラキラ感が、胸をときめかせる。
よくありがちな童話のシチュエーションではあるんだけど、
なぜか私にとってとても特別な感じ。

帽子の飾りだったハチスズメが飛び回り言葉を話すとか
きっと瑠璃色のびろうどの毛並がきれいなんだろうなあって思ったり、
リンドウが、天河石(アマゾンストーン)でできている、とか、
雨の向こうにはお日様が薄い緑色のくまを取って真っ白に光っているっていう描写、
金剛石がはげしくぶつかり合っては青い燐光を起こす、とか
とにかく、あるはずがないんだけれど、ああ、そんな感じなんだろうなあと
容易に想像できてしまうファンタジックな描写がたまらなく愛らしい。

いいなあ。私もそんな風に虹の脚もとに行ってみたいなあ。
そしてそのステンドグラスのような世界を体験したいなあ。
って、この話を読むたびに思う。

こんな世界を自分が解釈した絵で表現できると一番いいんだけどなー
と思う。
もう少し絵が上達して、デジタルで作画できるようになったら挑戦してみようと思う。

いつになるやら。いや、いつの日かきっと…



季節の変わり目

2012-11-14 12:55:07 | ほのぼの日記
秋と冬の季節の変わり目、
今日はそんなのを感じる天気です。

北陸は冬、雷が多いのですが、
昨日の夕方から断続的に雷、大粒の雨、みぞれ、あられ…
昨日、今日と会社関係のお葬式でお手伝いに借り出されていて、
高速を走っていたら、
ピカー…ドンッ
っと走ってる近くに雷が落ちた。
びっくり…死ぬかと思った。
まあ、車の中にいればタイヤがアース代わりになって安全なんですけど。

いやあ、貴重な体験だよね、って、言われたけど
ほんっと怖かったんだからね。

北陸自動車道を福井から金沢に向けて走ると、海が見えるんですけど
日本海も荒れに荒れてた。
色も冬の海の色。
白い波がひっきりなしに大小織り交ぜて打ち寄せる。
きたな、冬。

で、お仕事終えて会社に戻ったら、青空出てるし、虹架かってるし。

なんちゅう天気でしょうねえ。

ともあれ、無事に帰ってこれてよかった。