石綿じん肺労災不支給取消川名裁判の第11回弁論が12月21日、宮崎地裁で開催されました。建交労宮崎農林支部と九州支部宮崎分会、支援の人々を含め22人が傍聴支援に参加しました。
この日の裁判では、故川名國夫さんと同じ旭化成延岡工場で働いていた元同僚Iさんと原告の川名勝代さんの証人尋問が行われました。
元同僚のIさんは、國夫さんが苛性ソーダをつくるための電解槽から敷設された土管から塩素ガスが漏れるのをふさぐ作業をしていたと証言しました。國夫さんの生前の証言と一致する作業であったことが裏付けられました。さらに、原告の勝代さんは、旭化成の幹部が何度となく故國夫さんを訪問し、石綿が原因であった点を会社としても気にしていた感じだったと証言しました。
裁判は2月末までに双方が準備書面を提出し、3月8日に結審することになりました。
この日の裁判では、故川名國夫さんと同じ旭化成延岡工場で働いていた元同僚Iさんと原告の川名勝代さんの証人尋問が行われました。
元同僚のIさんは、國夫さんが苛性ソーダをつくるための電解槽から敷設された土管から塩素ガスが漏れるのをふさぐ作業をしていたと証言しました。國夫さんの生前の証言と一致する作業であったことが裏付けられました。さらに、原告の勝代さんは、旭化成の幹部が何度となく故國夫さんを訪問し、石綿が原因であった点を会社としても気にしていた感じだったと証言しました。
裁判は2月末までに双方が準備書面を提出し、3月8日に結審することになりました。