新三重漁港の近くに、石油輸送に携わる光洋商事株式会社(代表取締役:橋口光夫)があります。光洋商事の経営を守り、発展させようと建交労の分会を結成した組合員が全員解雇され、長崎で新たな闘争が始まりました。
光洋商事では、長年、橋口光夫社長のやりたい放題の経営が続けられていました。会社のお金でベンツやクラウンなどの高級車を購入し、社長の家族の車も会社のお金で購入していました。一方的な賃下げや解雇は当たり前、源泉徴収還付金も従業員に戻さず会社が横領していました。挙句の果てには、年金保険料も正規の保険料を従業員から徴収しておきながら、実際はその半分しか納付していませんでした。
二転三転する廃業理由
裏では組合排除の新会社結成
このような状態を改善し、職場を守り、労働条件を改善したいと、今年の二月に運転手四名が建交労に加入し、建交労長崎合同支部光洋商事分会を結成しました。
分会結成直後、橋口社長は四月末での廃業を通告。三月末から九月末まで、十四回の団交を開催し、光洋商事を継続し雇用を守るよう交渉してきました。交渉の中で、四月末の廃業期限も九月末まで延長させることができましたが、最終的に九月末の廃業と解雇は撤回せず、組合員の四名は全員解雇されました。
団交の中で、廃業の理由は二転三転し、社長の回答も誠実さを欠いたものが繰り返されました。また、不誠実な団交を繰り返す裏で、組合員を排除するための新たな運送会社(サカキ運輸)をつくる準備を着々と進めていたのでした。
そして、九月末で組合員は全員解雇し、非組合員は全員サカキ運輸に雇用され、これまで光洋商事が行っていた業務をそのまま引き継いでいます。橋口社長は、光洋商事の経営を守り発展させようとしてきた組合員を、「悪魔」と吐き捨てて、その雇用と生活を破壊しました。
全国で広がるブラック企業問題に楔を打ち込む重要なたたかい
光洋商事分会の組合員は、自らの雇用と家族の生活を守るために、裁判闘争に立ち上がりました。最後まで頑張る決意です。
今、日本中で「ブラック企業」が社会問題化しています。私たちのたたかいは、長崎でも蔓延するブラック企業問題に楔を打ち込む重要なたたかいです。解決に向けてご支援をよろしくお願いします。
光洋商事では、長年、橋口光夫社長のやりたい放題の経営が続けられていました。会社のお金でベンツやクラウンなどの高級車を購入し、社長の家族の車も会社のお金で購入していました。一方的な賃下げや解雇は当たり前、源泉徴収還付金も従業員に戻さず会社が横領していました。挙句の果てには、年金保険料も正規の保険料を従業員から徴収しておきながら、実際はその半分しか納付していませんでした。
二転三転する廃業理由
裏では組合排除の新会社結成
このような状態を改善し、職場を守り、労働条件を改善したいと、今年の二月に運転手四名が建交労に加入し、建交労長崎合同支部光洋商事分会を結成しました。
分会結成直後、橋口社長は四月末での廃業を通告。三月末から九月末まで、十四回の団交を開催し、光洋商事を継続し雇用を守るよう交渉してきました。交渉の中で、四月末の廃業期限も九月末まで延長させることができましたが、最終的に九月末の廃業と解雇は撤回せず、組合員の四名は全員解雇されました。
団交の中で、廃業の理由は二転三転し、社長の回答も誠実さを欠いたものが繰り返されました。また、不誠実な団交を繰り返す裏で、組合員を排除するための新たな運送会社(サカキ運輸)をつくる準備を着々と進めていたのでした。
そして、九月末で組合員は全員解雇し、非組合員は全員サカキ運輸に雇用され、これまで光洋商事が行っていた業務をそのまま引き継いでいます。橋口社長は、光洋商事の経営を守り発展させようとしてきた組合員を、「悪魔」と吐き捨てて、その雇用と生活を破壊しました。
全国で広がるブラック企業問題に楔を打ち込む重要なたたかい
光洋商事分会の組合員は、自らの雇用と家族の生活を守るために、裁判闘争に立ち上がりました。最後まで頑張る決意です。
今、日本中で「ブラック企業」が社会問題化しています。私たちのたたかいは、長崎でも蔓延するブラック企業問題に楔を打ち込む重要なたたかいです。解決に向けてご支援をよろしくお願いします。