11月21日~22日の2日間、静岡県の伊豆長岡において、建交労2016年春闘中央討論集会が開催されました。各あいさつのあと、情勢学習会として、井上久・全労連事務局長による講演「憲法をまもりいかす『二つの共同』と賃金底上げ」がおこなわれました。その後、広瀬書記長より春闘方針案が示されました。2016年のスローガンは「戦争法廃止、労働法制改悪阻止!強大な建交労をつくり、憲法と暮らしを守ろう」であり、くらしそのものを揺るがす「戦争参加」を許さず、戦争法反対を賃上げ闘争と並行する喫緊の課題として位置付けることを確認しました。
一日目におこなわれた分科会のうち、「働く者のいのちと健康を守るたたかい」においては、おもに組織拡大に関する各地の報告がありました。相談会の告知に自治体等の広報誌を活用しているところも多く、それぞれの組織でどのような工夫をしているかという発言がありました。誌面による広報のほか、ロードサイドにある行きつけの食堂に宣伝スペースをつくってもらっている、紹介カードを全組合員に配布し拡大を促しているといった報告もありました。