前回の続きです。
昨日は銀行に行って、借り入れ金額の変更をしてきました。
前回、同じ物件購入で住宅ローンの申し込みをしたのが二か月前、
その間に政府の金利が上昇したので、当然ローンの金利も上がりました。
しかし、担当の人は長いつき合いなので、最大限の”勉強”をしてくれて、
上昇したのは0.15%で済みました。ホッ・・・。
それにしても、二か月に話し合った詳しい内容をほとんど忘れてしまっているのには参りました。
つらい思いは消し去るように、忘れられるように、心が働いていたのでしょうか。
うちの場合、今ある家を売らないで次の家を買うので、
いろいろと複雑な手順でパッチワークのように資金を充てていくことになります。
現金、住宅ローン、今住んでいる家を抵当にしたローン。
今の家が売れたら、即、その売却金を入金して、大部分の借り入れを返却します。
もし、売るのに手間取ったら、その部分の利息がずっとかかってきます。
そういうことを詳しく全部説明してもらって納得して組み立てたはずのローンでしたが、
細かいことをすっかり忘れてしまっていて、また説明を受けるという始末でした。
一度ローン借り入れの方はOKが出ていたのですが、安くなったとはいえ、金額が変更になったので、
もう一度銀行の本部の方で審査があるそうで、その結果は月曜日にわかるということでした。
それが土曜日。
最終契約の期日が月曜日。
その日までに、私達の懸案事項や交渉ごと、質問などをまとめてエージェントD氏に送り、
D氏が売主E氏と相談して回答する、という段取りになっていました。
しかし、前回も書きましたが、私はずっと気が進まず、
少しずつメモなどはしていましたが、D氏宛てのメールを書く気になれませんでした。
それで、D氏に電話して、週末中に送るから、と言っておきました。
ダンナと長女と話していて、やっぱり大量値引きのとき買わず今買うのは悔しいと言いました。
涙も出ました。でも、ダンナも長女も仕方ないと言い、前向きなほうに考えているようでした。
話しても何かが変わるわけじゃないけど、話して少し楽になりました。
よく考えると、月曜に最終契約するのなら、一番遅くても日曜日中には売主E氏の考えを知っておかなくては。
なので、今朝(日曜)気が進まないままでしたが、メールを書き始めました。
メモに書いてあったことはすらすらと書けましたが、このほかに何かあったかな~と思って考えても、
頭はぼんやりしていて何も思い浮かびません。
身体や心の調子がイマイチのとき、大事な話を英語でするのはしんどいです。
こういう法律関係とか税金関係、あとは医者に行って症状を説明したり治療を受けたりするとき、
ああ、こういうのって日本語でやってもしんどいのに、英語だとしんどさ倍増だよなぁ、と思います。
まあ、ここまでくるとどこかに火がついてる状態だから、仕方なくがんばります。
将来弁護士になりたい長女が、興味津々でいろいろ聞いてくるので、
書きあぐねていた最後のキメのセリフをかっこよく書いてくれました。笑
細かい確認事項とともに、問題になっているのは最後の値引き交渉。
実はちょっと今は解決できない問題が一つ残っているのです。
もしこのままにしていると、修理は全額私達の負担になります。
でも、売主E氏はそんな問題は存在しないはずだと言い張っているので、困っていました。
この家はあまりよくメンテナンスされてたとは言えません。
新しめの家なのであまり大きな心配はしなくていいと思うのですが、
やっぱり最終的に安心がほしい、そう思います。
値引き交渉の部分は、我ながら思ったより上手に書けたと思います。
今までの考えがゆっくりと、気づかぬうちに頭の中で熟成していたのでしょうか。
今までも書いてきたのですが、
現時点の売値は、見たこともない、家の検査も終わっていない状態の人とエージェントD氏(と売主E氏)との間で口頭で交わしただけのカウンターオファーの金額の上に私達が少し上乗せして成り立っています。
私はこの”幻の”カウンターオファーは、D氏の人柄を考えると半分以上は信じていいと思いますが、
やっぱり正式に文書で交わしたオファーでもない金額に上乗せして買うことになるのは納得できません。
おまけに、この家は売りに出されてしばらく放置されてる状態ですから、
今さら満額オファーがくるとも思えません。(これはあくまで私の勝手な考えですが)
新たなオファーを受け入れるとしても、これから家の検査や交渉ごとが待っているのです。
家庭の事情で家を手放そうとしている売主としては、一日も早くこの件を片付けてしまいたいはず。
ここは、少しだけ値引きしてもらって、売主は少し妥協、買主は少し納得、という具合にこの契約を結んで終了したい、というのが私の気持ちでした。
さて、メールを送ってE氏と話し合ってもらい、その後D氏の電話はすぐかかってきました。
細かい部分の確認事項を一つ一つ確認していき、最後に値引きの話になりました。
「E氏は、あなた方の言う問題は存在しないという考えを変えていないけれども、
あなた方をハッピーにするために、皆をハッピーにして終わらせるために値引きに応じると言いました。
でも、事情があって家を手放すのですから、これ以上この家のことは考えたくないのです。
だから、あとあと細かい問題でE氏に何か要求することはできませんよ、それでいいですか?」
ということでした。もちろん後々まで煩わせるようなことはしたくありません。
「これで最終契約のために今までの条件を全部クリアしてもらえますか?」
とD氏。
「銀行の回答が明日の12時に出るので、それがOKだったらクリアします。」
と答えました。
そうです!
ここまで来たので、99.99%は買うことになったのです。
お礼を言って電話を切りました。
そして、家族5人で、この前日本食品店で買ってきたとっておきの
「午後の紅茶」(そうです、日本で売ってる飲みものです)
を出してきて乾杯しました。
やっとここまで来ました。
「大量値引きに応じずに、ここまで来てまた買うことになった」という納得いかない思いは、もう大丈夫。
少しだけだけど、値引きしてもらってよかった。もう愚痴は言いません。笑
さあ、明日、銀行から連絡もらったら、最終契約にサイン、
明後日には手付け金(5%)を支払います。これで終わりじゃなく、いよいよ始まります!
そして、我が家を売りに出すことになります。(続く)
いつもありがとう♪
これをクリックして、その後出てくる「投票」をまたクリックお願いします☆
昨日は銀行に行って、借り入れ金額の変更をしてきました。
前回、同じ物件購入で住宅ローンの申し込みをしたのが二か月前、
その間に政府の金利が上昇したので、当然ローンの金利も上がりました。
しかし、担当の人は長いつき合いなので、最大限の”勉強”をしてくれて、
上昇したのは0.15%で済みました。ホッ・・・。
それにしても、二か月に話し合った詳しい内容をほとんど忘れてしまっているのには参りました。
つらい思いは消し去るように、忘れられるように、心が働いていたのでしょうか。
うちの場合、今ある家を売らないで次の家を買うので、
いろいろと複雑な手順でパッチワークのように資金を充てていくことになります。
現金、住宅ローン、今住んでいる家を抵当にしたローン。
今の家が売れたら、即、その売却金を入金して、大部分の借り入れを返却します。
もし、売るのに手間取ったら、その部分の利息がずっとかかってきます。
そういうことを詳しく全部説明してもらって納得して組み立てたはずのローンでしたが、
細かいことをすっかり忘れてしまっていて、また説明を受けるという始末でした。
一度ローン借り入れの方はOKが出ていたのですが、安くなったとはいえ、金額が変更になったので、
もう一度銀行の本部の方で審査があるそうで、その結果は月曜日にわかるということでした。
それが土曜日。
最終契約の期日が月曜日。
その日までに、私達の懸案事項や交渉ごと、質問などをまとめてエージェントD氏に送り、
D氏が売主E氏と相談して回答する、という段取りになっていました。
しかし、前回も書きましたが、私はずっと気が進まず、
少しずつメモなどはしていましたが、D氏宛てのメールを書く気になれませんでした。
それで、D氏に電話して、週末中に送るから、と言っておきました。
ダンナと長女と話していて、やっぱり大量値引きのとき買わず今買うのは悔しいと言いました。
涙も出ました。でも、ダンナも長女も仕方ないと言い、前向きなほうに考えているようでした。
話しても何かが変わるわけじゃないけど、話して少し楽になりました。
よく考えると、月曜に最終契約するのなら、一番遅くても日曜日中には売主E氏の考えを知っておかなくては。
なので、今朝(日曜)気が進まないままでしたが、メールを書き始めました。
メモに書いてあったことはすらすらと書けましたが、このほかに何かあったかな~と思って考えても、
頭はぼんやりしていて何も思い浮かびません。
身体や心の調子がイマイチのとき、大事な話を英語でするのはしんどいです。
こういう法律関係とか税金関係、あとは医者に行って症状を説明したり治療を受けたりするとき、
ああ、こういうのって日本語でやってもしんどいのに、英語だとしんどさ倍増だよなぁ、と思います。
まあ、ここまでくるとどこかに火がついてる状態だから、仕方なくがんばります。
将来弁護士になりたい長女が、興味津々でいろいろ聞いてくるので、
書きあぐねていた最後のキメのセリフをかっこよく書いてくれました。笑
細かい確認事項とともに、問題になっているのは最後の値引き交渉。
実はちょっと今は解決できない問題が一つ残っているのです。
もしこのままにしていると、修理は全額私達の負担になります。
でも、売主E氏はそんな問題は存在しないはずだと言い張っているので、困っていました。
この家はあまりよくメンテナンスされてたとは言えません。
新しめの家なのであまり大きな心配はしなくていいと思うのですが、
やっぱり最終的に安心がほしい、そう思います。
値引き交渉の部分は、我ながら思ったより上手に書けたと思います。
今までの考えがゆっくりと、気づかぬうちに頭の中で熟成していたのでしょうか。
今までも書いてきたのですが、
現時点の売値は、見たこともない、家の検査も終わっていない状態の人とエージェントD氏(と売主E氏)との間で口頭で交わしただけのカウンターオファーの金額の上に私達が少し上乗せして成り立っています。
私はこの”幻の”カウンターオファーは、D氏の人柄を考えると半分以上は信じていいと思いますが、
やっぱり正式に文書で交わしたオファーでもない金額に上乗せして買うことになるのは納得できません。
おまけに、この家は売りに出されてしばらく放置されてる状態ですから、
今さら満額オファーがくるとも思えません。(これはあくまで私の勝手な考えですが)
新たなオファーを受け入れるとしても、これから家の検査や交渉ごとが待っているのです。
家庭の事情で家を手放そうとしている売主としては、一日も早くこの件を片付けてしまいたいはず。
ここは、少しだけ値引きしてもらって、売主は少し妥協、買主は少し納得、という具合にこの契約を結んで終了したい、というのが私の気持ちでした。
さて、メールを送ってE氏と話し合ってもらい、その後D氏の電話はすぐかかってきました。
細かい部分の確認事項を一つ一つ確認していき、最後に値引きの話になりました。
「E氏は、あなた方の言う問題は存在しないという考えを変えていないけれども、
あなた方をハッピーにするために、皆をハッピーにして終わらせるために値引きに応じると言いました。
でも、事情があって家を手放すのですから、これ以上この家のことは考えたくないのです。
だから、あとあと細かい問題でE氏に何か要求することはできませんよ、それでいいですか?」
ということでした。もちろん後々まで煩わせるようなことはしたくありません。
「これで最終契約のために今までの条件を全部クリアしてもらえますか?」
とD氏。
「銀行の回答が明日の12時に出るので、それがOKだったらクリアします。」
と答えました。
そうです!
ここまで来たので、99.99%は買うことになったのです。
お礼を言って電話を切りました。
そして、家族5人で、この前日本食品店で買ってきたとっておきの
「午後の紅茶」(そうです、日本で売ってる飲みものです)
を出してきて乾杯しました。
やっとここまで来ました。
「大量値引きに応じずに、ここまで来てまた買うことになった」という納得いかない思いは、もう大丈夫。
少しだけだけど、値引きしてもらってよかった。もう愚痴は言いません。笑
さあ、明日、銀行から連絡もらったら、最終契約にサイン、
明後日には手付け金(5%)を支払います。これで終わりじゃなく、いよいよ始まります!
そして、我が家を売りに出すことになります。(続く)
いつもありがとう♪
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