それほどにこの第4世代のSupersix EVOは魅力的なロードバイクだったのです。まだショップの片隅に半組状態で置かれたバイクのダウンチューブに燦然と輝く銀色のcannondaleのロゴ!!LAB71はゴールドで、チューブのペイントも全く違うのですが大幅に扁平したシートチューブにシートポスト、かなりマッチョになったフロントフォーク!!エアロなスタイルなのに、Systemsixのようなゴツさは無く、スタイリッシュなフォルムに目を奪われました。LAB71が発売された時は180万円という価格に気おされて、細部までじっくり見ることはなかったのです。
本当はMTBの買い替えの為にショップへ行ったはずなのですが、気持ちはすっかりこのバイクに移ってしまっていたのでした。最下級の機械式105の12速モデルですが、価格は399,000円(税込み)。私の年齢ならSynapseカーボンなのでしょうが、Synapseはスマートセンス搭載の為、最下級の機械式105の11速モデルでも429,000円と3万円も価格が上でした。
スマートセンスに刺激を受けて、昨年MageneのL508というリアビューレーダーとそれに対応するBrytonのRyder420を購入していたので、Synapseとの比較ではなく、純粋にこのバイクと1時間で決めました。これまでは購入を決めるのに一冬とか半年は考えていたので、この短時間の決断には自分でも驚いています。
この決断には年齢も大いに関係していると思います。古希を前に、後何年ロードバイクに乗れるのかと考えた時、多少の無理をしても、多分もうこれ以上を望むことはないだろうと思ったからでした。CAAD10に乗り始めた頃は、50代でしたから、ここでカーボンロードにしたら際限がないだろうという気持ちが強かったのです。実際にCAAD12に買い替えた時も同様でした。CAAD10の時はSupersixの時代でしたし、CAAD12の時もSupersix EVOはまだ第2世代だったのです。
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