ここ迄はバイクの話でしたが、ここからは加齢の話をしようと思います。自転車通勤をママチャリで始めた頃こそ、脚の筋肉痛に悩まされましたが、変速付きのバイクにしてからは、通勤は勿論。30km程のサイクリングでも脚が辛いと感じることはありませんでした。ただ、登りだけが心拍が上がり過ぎて、辛いと感じるだけで、初参加となった富良野アースライドでは、美瑛の丘陵地帯でバーンアウトし、憧れていた「五郎の石の家」には辿り着けませんでした。
それが、悔しくてその年から坂トレを始めました。相変わらず、心拍数は上がりますが、苦しいなりに、走りながら心拍数をコントロールすることを覚え、遅いながらも、いくつかの峠を超えられるようになって行ったのです。50代半ばで始めたロードバイクですが、気が付くと59歳になっていました。キツイ登りもそれなりに熟せるようになると、必然的に走る距離も延び、気づくと体重が68kg迄落せていたのです。これが、私のピークでした。
翌年に還暦を迎え、状況が一変することになります。12月が60歳の誕生日で、翌年の2月末に帯状疱疹を発症して、1週間の入院。冬場は室内ローラーでのトレーニングをしていましたが、この頃から脚の疲労がなかなか抜けず、トレーニングの間隔を空けざるを得なくなりました。雪が解け、ロードを走り始めると、これまでなら土日続けて走りに行くのが当たり前だったのですが、それも徐々に難しくなって行くのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます