CYCLINGFAN!!

自転車をこよなく愛し、自分の脚と熱いハートで幾つになっても、可能な限り、どこまでも走り続けます~♪

TPUチューブを考える(4)

2025-01-13 14:41:35 | 自転車用品
 昨年の12月初めにショップで注文していたPanaracerのPURPLE LITE(パープルライト)がようやく入荷したと連絡があり、昨日受け取って来ました。実質の重量は38gでしたが、これで32Cのタイヤまで対応できるというのは非常に魅力的です。実際第4世代のSupersix EVOに今履かせているのは30Cのタイヤなので、予備のプチルチューブは150g以上もあるのです。ツールボトルはCO2インフレーターとタイヤレバーにパークツールでパンパンで、総重量が380gを超えていました。

 重量差110gも大きいのですが、TPUチューブはとにかくコンパクトで、ツールボトルの中がガラガラになってしまいました。プチルチューブは比較的安価で手軽に入手できるのですが、近年のタイヤ幅が広がる中で、30Cや32Cという太いタイヤのチューブは特殊のようで、製品も限られているのが実情なのです。これは太目のタイヤはチューブレスで使うことが多いからなのでしょう。

 私もフルクラムのレーシング6DBに30Cタイヤを履かせた時にそれを痛感させられました。結局、ショップで手軽に入手できたIRCのプチルチューブを購入することになりました。これが150g以上という重量の製品なのです。予備チューブは色々と持ってはいたのですが、20~25Cや20~28Cといった製品ばかりなのです。後にAmazonで見つけたハッチンソンの28~35Cというチューブも購入してみましたが、やはりかなり重いのがネックでした。

 この頃はTPUチューブがまだ1本4,000円超という時代で、TPUチューブのメリットは知ってはいたのですが、価格的に手が出せずにいたのです。それが、1本2,000円以下という製品が出始めたので、とりあえず携行用の予備チューブとして購入したのです。

 先の記事も書きましたが、転がり抵抗に関してはラテックスチューブには劣るものの、通常のプチルチューブは上回ります。重量は勿論圧倒的に軽いのです。ただ、乗り心地に関しては硬そうな印象があるので、当面は携行用として使用する予定でいます。ただ、ディープリムホイールで一度試してみても良いかなと思うようになっています。唯一のカーボンディスクブレーキホイールなので、試すのならこれかなと考えているところです。

 ただ、TPUチューブは使いまわしが出来ないので、状況によっては4,000円をドブに捨てる結果になるかもしれません。ただ、今のTPUチューブの普及状況を見る限り、チューブレスを好まない人の多くはTPUチューブへ移行しているのではないかとも推測できるのです。

 確かにチューブレスタイヤのメリットは大きいのですが、とにかくタイヤ交換が大変なようなのです。最近はMAVICのようにタイヤ交換が比較的し易い製品が出始めていますが、まだまだ少数派のようです。個人的にもCAAD10時代に利用していたWH-6800というホイールはチューブレスレディでしたが、タイヤ交換で手の皮が剝けてしまうという苦い経験があるのです。確かにリムテープが不要で、価格の割に軽量な良いホイールでしたが、遠出で利用するのが怖くなった経験があるのです。おそらく、チューブレスタイヤを敬遠する人の多くはこうした経験をしているのだと思っています。

 チューブ1本で100gの軽量化が出来るメリットは大きいと思います。前後で200gが4,000円以下で可能になるので、コスパが高いことは間違いありません。加えてタイヤ幅によってチューブを買い替える必要もなくなるのです。個人的にもロードバイクでは25C~30Cまで3種類のホイールとタイヤを使用しています。グラベル用も含めるとホイールとタイヤは5種類あるのです。これが、TPUチューブならロード用(23-32C)とグラベル用(32~47C)の2種類で済むのです。
 



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Supersix EVO改良計画2025(1)

2025-01-13 09:40:39 | 自転車用品
 第4世代のSupersix EVOに一目惚れをして1時間で購入を決めたのが一昨年の晩秋のことでした。その年の年末にディープリムホイールのHollowgram R45も購入し、雪解けを待つばかりという状況で足を骨折してしまい、乗り始めがゴールデンウイーク明けという事態になってしまいました。

 それでも、ハンドルバーをVisionのMETRON AEROに替えたのが、昨年の最大の改良となりました。ハンドルをエアロフレアにしたことによるエアロ効果が大きく、ギアが1~2枚分楽に走ることができるようになったのです。それで、今年はクランクセットをコンパクト(50-34T)からミッドコンパクト(52-36T)に交換しようと計画しています。

 それに合わせクランク長も170㎜から165㎜へと変更しようと考えているところです。ただ、目下最大の難関が、来月に予定している骨折時に入れたプレートを抜く「抜釘術(ばっていじゅつ)」が待っていることです。敢えて抜かないという選択肢にもあるようですが、やはり体内に異物があるのは不安ですし、多少の違和感も残っているので、手術を予定しています。

 ただ、年齢が年齢なので骨折部の治癒がどこまで進んでいるのかはまだ不明です。一応今月中に受診し抜釘の日程を決めることになっています。個人的には雪解けには間に合わせたいと考えているので、来月中の抜釘を望んでいます。抜釘が無事に済んだ段階でクランクセットの発注を考えているのですが、こればかりはレントゲン検査を受けるまで分からないのです。
 



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