家の断熱性を高めたいと相談を受けることがあります。
1つの方法として・・・・
内窓を取り付けて断熱性を高めるという方法はどうですか?
最近、テレビなどで今のサッシをそのままにして、室内側に内窓をつけよう、
というのを見かけます。
従来、アルミサッシは、ガラスが1枚でしたし、サッシごと交換するのは、大変でした。
外壁を一部分切り取らないといけないですし、現状のサッシを取り
外すと雨などの心配もあり、サッシ交換はあまり普及していませんでいした。
ところがこの室内側から樹脂製のサッシをいれる工法ができてから、飛躍的に
内窓を交換される方が増えました。
ほんの2時間程度で取り付けできますし、効果が非常に高いのです。
断熱効果や防音効果も高まります。
窓は、とても熱の逃げやすい場所なので、窓の補強は断熱の面でもとても重要です。
結露も完全ではないにせよ防げますし、お薦めの工事ですね。
窓が既にペアガラスの場合でも、この内窓は効果があります。
アルミはとても熱を通しますが樹脂は、あまり通しませんので。
ちなによくお客様で、2重サッシとぺアガラスを混同される方が多いです。
2重サッシというのは、サッシを2枚付けるということです。
先にアルミサッシがあり、その内側に樹脂サッシをいれるとトータルで2重サッシです。
あくまでもサッシの数ですので、ガラスの枚数は関係ありません。
ペアガラスというのは、サッシはひとつですが、ガラスが2枚になっているのです。
ちょっとややこしいですが、もともとアルミ製のぺアガラスがあり、内側に樹
脂製の一枚ガラスのサッシを入れると、これで2重サッシです。
ガラスはペアガラスと単板ガラスの3枚ということになります。
又、もともとアルミ製の単板ガラスのサッシがあり、内側に、樹脂製のぺアガ
ラスサッシをいれると、2重サッシとなり、ガラスはペアガラスと単板ガラス
の3枚ということになります。
断熱効果、防音効果とも2重サッシの方がいいですが、開け閉めが面倒、掃除
が面倒という声を聞きます。
ただ窓は断熱上、重要な部分ですので、性能のいいものをつけたいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます