
7月18日、親父の祥月命日を前に兄弟でお参り、津市にある真宗高田派本山専修寺に行ってきました。









故人を偲び、ご勝縁をいただく、令和元年七月六日、無事、
父の三回忌法要を終えました。
祥月命日は七月二十九日ですが、暑さを避け少し早目に住職を招いて、家のお内仏にお参りをしました。親戚が集まって皆で重誓の偈、文類偈、和讃、短念仏、廻向文を唱和します。
故人を偲びつつお経をいただく、お釈迦様の教えに耳を傾けるありがたい法縁の機会を授かりました。
早いものです。もう2年がたちます。住職が感慨深げに、孫のかなちゃんが弔辞を読んだお話をされました。小学5年生の夏、大好きだった大きいおじいちゃんに皆を代表してお別れのご挨拶、上手にできたね!とのお言葉に恥ずかしそうな様子、中学生になったかなちゃん、少し照れ屋さんになったようです。
お勤めが終ると皆でお斎をいただきます。お酒が大好きだったおやじです。皆さんと共に故人を偲び遠慮なくいただきました。
田舎では、自宅に住職を招いてお参りをしますが、準備が大変です。MKママは連日深夜まで頑張ってくれました。お陰で立派な三回忌法要を勤めることができました。
さて、昨夜は逮夜、今朝からお寺参りにむかいます。
今日は、真宗高田派、高田本山専修寺に弟達やひまちゃん、かなちゃん達と親父の納骨に行ってきました。納骨のお勤めは、親鸞聖人のお骨が納められている御廟の前で行われます。
「お届け参り」と言われ、御廟の近くにお骨を納めていただきます。お袋が亡くなってもう8年ですが7年以上でしょうか、親父が亡くなる半年位前まではこの御廟近くの納骨堂へ毎月欠かさず月参りに通っていました。
お骨はお墓と本山に別けて納骨しました。お袋も此処に眠っています。生前、会いたい人がいるかって聞くと決まってお袋と言っていました。あの世に旅立って3ヶ月半、もうお袋に逢えたでしょうか。きっと、二人で我々を見守っていてくれると思います。
お袋の月参りの帰り、ひまちゃん、かなちゃんもごちそうになった、親父がお気に入りの中国料理のお店津市の「陶陶」さんで食事をいただきました。いつも、おいしい、おいしいとビールを飲みながら微笑んでいた姿を思い起ながら、親父を皆で偲ぶ一日となりました。
以前、親父と訪れた時、お店の前のオリーブ木のハート型の葉っぱを見つけました。大きなハート型の葉っぱ、珍しい葉っぱです。今日もその葉っぱを見つけました。そうですね、ひまちゃんへの親父からのお礼のプレゼントかも知れません。小豆島ではこのハート型の葉っぱ、恋のお守りとだとか。亡くなる少し前、ひまちゃんにプレゼントしてくれた手作りランドセル、来年2月には届くとのこと、新一年生、ひまちゃんの晴れ姿、天国できっとお袋と楽しみにしている事だと思います。
☆高田本山専修寺が国宝に、嬉しいニュースです。
三重県津市の高田本山専修寺(たかだほんざんせんじゅじ)の御影堂(みえいどう)と如来堂(にょらいどう)の2棟が国宝になりました。お袋が出席してくれた田舎親爺の卒業式はこの専修寺で行われました。もう50年も前ですが、とても嬉しいニュースです。夏には蓮が綺麗です。皆さんも是非お出かけください。