トンボの種類は多いですね。
全世界に約5,000種類も、うち日本には200種類近くが分布しているとの事です。大型種のオニヤンマから、2cm足らずのハッチョウトンボ、15mmほどのイトトンボの数種まで、さまざまな種類が生息しているようです。
さて、今日は、SK君が送ってくれた画像6枚、トンボの話。流石、写真愛好家うまく撮れたトンボの写真。折角なので少し勉強して、かなちゃんの夏休み、宿題の応援したいと思います。
オニヤンマ
ウチワヤンマ
ギンヤンマ
トンボは肉食性。
トンボは肉食性ですね。、カ、ハエ、チョウ、ガ、他のトンボなどの飛翔昆虫を空中で捕食して獲物を捕える時は6本の脚をかごのように組んで獲物をわしづかみにするとか。脚には太い毛が多く生えていて、捕えた獲物を逃さない役割を果たすそうです。。口には鋭い大あごが発達しており、獲物をかじって食べる。自分の体重分の採食を30分で行うことができるのだそうです。
また、南米産のハビロイトトンボは、巣を張っているクモに体当たりし、落ちてきたクモを捕食する習性を持つ凄いとんぼもいるようです。
トンボにも縄張りがあります。
ほとんどの種類のオスは縄張りを持って、生息に良い場所を独占するとのこと。他のオスが縄張りに侵入すると、激しく攻撃する。ヤンマ類では、より広い行動圏を巡回するように飛び回るのですね。
人間との関係は概ね良好とか。
幼生期には水中の害虫、成虫期には空中の害虫を捕食するため益虫となってますね。特にカに対してはボウフラと成虫の両方を捕食するため大きな天敵だそうです。また卵で越冬し、幼生期を水中で過ごし、成虫期を陸上(空中)で過ごすところから水田の環境と合致し、稲に対する害虫をよく捕食する益虫なのですね。
いろいろ、勉強してみると、意外なトンボの側面をみることが出来ました。
トンボは縁起ものとか。
トンボは勝ち虫とよばれ縁起物であり、前にしか進まず退かないところから、「不転退(退くに転ぜず、決して退却をしない)」の精神を表すものとして、特に武士に喜ばれた。戦国時代には兜や鎧、箙(えびら)刀の鍔(つば)などの武具、陣羽織や印籠の装飾に用いられた。トンボを勝ち虫とする由来は雄略天皇が狩に出かけた際に詠んだ歌が元になっている。素早く飛び回り害虫を捕食し、前進するのみで後退しない攻撃的な姿からともいわれる。徳川四天王の一人本多忠勝は蜻蛉切(とんぼぎり)とよばれる長さ2丈(約6m)におよぶという長槍を愛用した。名前の由来は蜻蛉が穂先に止まった途端に真っ二つに切れてしまったという逸話にちなんでいる。
目的地まで来て、すぐに引き返す意味で「蜻蛉返り」という言葉も用いられる。
参照:ウイキペディア