爽やかな香りとシャキシャキ食感、ミョウガたっぷり冷奴、シンプルなレシピでいただくのが一番おいしいようです。夏の薬味として欠かせないミョウガ、スタイルはイマイチですが今年も収穫時期になりました。
ミョウガと聞くといつも気になる事が、「たくさん食べると物忘れをする」と、果たして本当でしょうか?
俗説はお釈迦さまの弟子、「物忘れの名人だった、周利槃特(しゅりはんどく)」という人物のエピソードに由来するようです。
彼は自分の名前すら覚えられず、名荷(名札)を首にかけさせても、そのことすら忘れてしまう人物、そこで、「名荷」が「茗荷」となり、ミョウガを食べると物忘れをするという俗説が生まれたようです。
「みょうがの宿」という民話の中にも、この迷信の由来が残っており、庶民に広まっていったようです。
しかし、あくまで俗説、科学的な根拠は無く、むしろ、香りや成分がスッキリとして集中力が増したり、眠気を覚ます効果があるとか、安心して、今年もたっぷりおいしいミョウガをいただくとします。