ピンクと白。綺麗な花を咲かせ始めた、山茶花。
さざんかの歌には幾つかあるが、懐かしのは、童謡「たきび」。
♪さざんか さざんか さいたみち たきびだ たきびだ おちばだき・・・・♪
カラオケ演歌の決定版と言えば、「さざんかの宿」。
♪くもりガラスを手で拭いて あなた明日が見えますか・・・咲いてさびしい さざんかの宿♪
いずれも、懐かしい曲。ついつい、歌詞を見なくても、口ずさんでしまう。「さざんかの宿」今年も、団塊世代のおじさん達に、多くのカラオケ忘年会で歌われるのだろうか。
その山茶花、地元では有名な「粥見のサザンカ」がある。個人所有ながらも市の天然記念物。花を付け始めたとのことで訪れてみた。
ここは、松阪市飯南町粥見。日本百景奥香肌峡に近い櫛田川上流、お茶畑が広がる山間に山茶花の大輪はある。
樹齢は約130年、樹高約12メートル、幹まわり約1.5m、枝はり南北 約15m、東西11mの大木。氏神様のご神木となっていると言う。
大きな幹だ。
通り抜けできる。いっぱい咲いたら見上げてみたい。
まだまだ、蕾がいっぱいだ。
綺麗の一言。
隣には、白い山茶花が咲いている。
11月から12月にかけて見頃を迎える。もう一度、訪れよう。
公共交通機関:JR・近鉄松阪駅から三重交通バス、飯高方面行き「柏野」まで約50分、下車徒歩5分