酒の話

　爺さんはちょっと血圧が高めである。それもあってか、或は、ドクターストップになるのを恐れてか、数年前に休肝日を周一日から2日にして、それ以来よく守っている。あくまでセルフコントロールでおこなっていることではあるが、酒なしの月、火は機嫌が良くないことが多い。今日は楽しい水曜日、ご機嫌である。

　まず最初はいつもビール。その後は、ばあさんが作ってくれる食べ物に合わせるようであるが、最近は焼酎のことが多い。今日、ばあさんの買い物に一緒にスーパーに行き、奄美黒糖焼酎、30度の”高倉”を買った。日本酒もウイスキーも好きである。たまには、ばあさんが好きなワインも飲む。ウィスキーはスコッチよりアイリッシュを好んでいる。味はそんなに違っているようにも思えないのに、ちょっと割高のアイリッシュを好んでいるのは、アイルランドがばあさんとの思い出の国であることの影響のようだ。