爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

ワセダは何故負けたのか

2010年01月11日 | 日記
 爺さんは、一昨日はサントリー対三洋、昨日は帝京対東海のラグビーをテレビで楽しんだ。どちらも熱のこもった、肉弾相打つといった感じの迫力のあるいい試合だった。

昨日の帝京対東海、パワーでは帝京が少し上、スピード、展開力で東海が少し上、との印象。外人留学生が両チームとも二人。ラグビー最進国からの留学生はさすが“本場もん”とのプレーを見せてくれた。それにしても、一昨日のトップリーグの試合、昨日の試合、共に外国人の活躍が際立っているのがちょっと残念ではある。

 それで、ワセダ。大学選手権の組み合わせが決まった時点では、ワセダ対帝京が事実上の決勝戦との評が多かったが、終わってみれば、ワセダは帝京だけでなく東海よりも関東よりも弱かったと思われる結果となった。何故ワセダは負けたのか、こんな結果に終わったのか、いろんな人がいろんな所でいろいろ書いている。爺さんとしてもそれぞれの意見に、納得の度合いは違っても大半は納得出来るものであるが、自分の思いを書いてその思いを整理してみたいと思うのである。

1、 肝心の所で肝心の選手、三人が故障で出場出来なかった。まあ直接的にはこれが一番。今シーズンはとにかく故障の選手が多かったようだ。特に一年生、誰かが書いていたが一時は、まるで野戦病院の
ような状況を呈していたようだ。それもあってか新人戦では、明治、慶応に屈辱的大敗をきっした。トレーニングの方   法、メデカルの面で不備があったのではないか。故障が起きてから対処、サポートするのではなく、故障が起きないよ   うにするのが大切なこと、などと今更言うまでもない事であるが、肝心のところで肝心の選手が故障したことと関係が   あるのではないか。

2、 敵ボールのラインアウト、帝京戦でひとつも奪うことが出来なかった。事前の分析はどうだったの?ワセダの得意とするところでななっかたのか。

3、 選手交替のミス。これからだ!と思って見ているところでの山中君の交替。それまであまりいい出来ではなかった彼自身一番強くそう思っていた事であろう。一年生に交替させられた彼の胸中、試合の後、地面たたいて泣いていた姿で察することができる。いや、察するにあまりあるというべきか。
                 
 チームプレーで勝つ。力的には、1対1では負けていても、8対8では互角、15対15では勝つ、そんなのがワセダのラグビーだと爺さんはずっと思って来た。チーム練習は、12月に入ってから始めた、と監督は言っていたようであるが、手のうちは見せない、とっておきのチームプレーはあると信じたい気持ちだった。

 もうこれで今シーズンは終わり。来シーズンに期待しよう。そうはいってもラグビーマガジンの表紙をみてはため息をついている爺さんであった。
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