生きてる限りは、こんなところで暮らしていても、俗世間との関係を一切断ってしまうというわけにはいかない、と言う程のことでもないが、今日は東京に行って来なくてはならない。東京に行くと、よくこんなところで40年近く会社勤めをしていたものだと思うのだ。だが田舎暮らし、雑木林の暮らしの素晴らしさは、都会生活をしていたからこそより一層分かるのだろう。じいさんは家庭の事情で一度は大学進学をあきらめていた。あのまま田舎で暮らしていたら、不満たらたら、愚痴っぽい男になっていたのではないかと思う。都会には都会の、田舎には田舎の良さがあるのだが、自然の装いの変化の中で暮らせるということは本当に素晴らしいことだとここに来てつくずく思うのだ。この自然の中に溶け込んで行く、そんな気持ちでこの世を去って行けたら幸せだろうなあ。
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