爺さんの独り言

雑木林から街中に帰ってきた爺さん

柿の思い出

2023年10月10日 | 日記
 今朝もノラちゃんのところに行った 野良ちゃんたちのいるところの近くに大きな柿の木がある 毎年いっぱいなっているのだが誰も取らない 小さくて渋柿だからだろう 渋柿でも熟したら甘くて美味いはずだけど今年も食べるのはヒヨドリだけだろう

 

 この柿の木を眺めるといつも思い出すのは小さい頃の家の周りの柿の木 大きな柿の木が7本だったかな8本だったかな 季節になると市場に持っていく 朝学校にゆく時に自転車の後ろのカゴに乗せてゆき市場に置いてゆく 小学校は自転車で行ってはいけないことになっていたので親父の友人の薬屋の横に置いて行った 帰りに市場にゆくとお金を渡してくれる 小学生の時にそんなことをやっていた 小学生がそんなことをしてよかったのかなあ まああの頃は田舎はのんびりしたものだったということかな 

 柿は大好きだ しかし東京に来て長い間柿を買うことができなかった 柿は売るもので買うものではないというような感覚だったのかな  今はもちろんそんなことはない 果物の中で一番好きなのは柿 

 果物といえばバナナ 子供頃初めて食べたバナナの美味さにびっくり 戦後のあの頃はバナナは超高価な果物だった おばさんが言っていたのを覚えている 『昔は台湾から入って来ていたから安かった』

 ベランダのモロヘイヤが茂っている また押し売りしなくてはいけない 涼しくなって来たのでピークは過ぎたようだ 

  
  
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 春の桜に秋の月 | トップ |  秋空の日光へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事