古文書に親しむ

古文書の初歩の学習

第二十章 乍恐奉申上返答口上覚控え 其の四十九

2014年02月10日 08時09分45秒 | 古文書の初歩

「乍恐奉申上返答口上覚控え」第八頁、上の十二~十三行目

解読 串本幸右衛門所持之山ニ限り彼是申出候

    義如何ニ奉存候。霞ヶ谷山之義ハ前件

読み 串本・幸右衛門所持の山に限り彼是申し出で候

    義、如何に存じ奉り候。霞ヶ谷山の義は、前件

解説 「幸右衛門」・・・人名ですが、前に出ました。「右衛」の所が特に難しい。 「彼是申出候義」・・・「申出」の「出」が特に難解。最後の字は「候」です。あれやこれやと言って来るのは。 「如何ニ」・・・『いかがに』。教えてもらわねば読めない字ですが、回数で覚えましょう。 次も超難解ですが、「奉存候」・・・これもそのままでは読めません。文章の流れと慣れだけです。「如何のものかと存じます」。 最後の「前件」の「前」も形で覚えるのと回数で慣れるだけです。


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