21世紀 脱原発 市民ウォーク in 滋賀

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原発のない社会へ 2017びわこ集会 1000人の満席 ☆!

2017-03-15 09:52:29 | 記事
< さいなら原発・びわこネットワーク ニュース第9号より >

■ 高浜原発運転停止の大津地裁決定を守りきろう ■
■ 原発のない社会へ 2017びわこ集会 1000人の満席の参加 ■


井戸弁護団長の報告に聞き入る


3月11日、大津市膳所公園と大津市生涯学習センターで、
「原発のない社会へ 2017びわこ集会」が集会実行委員会主催で開かれ、
1000人の市民が参加し、高浜原発3.4号機の運転停止を命じた昨年3月9日の
大津地裁仮処分を守り抜き、若狭の原発再稼働を阻止し、
全原発の廃炉をめざすことを誓い合った。

世界史上初の稼働中原発を司法の力で止めた昨春の大津地裁仮処分と
その大阪高裁抗告審、この弁護団長を務め、福島の子ども被曝など
全国の原発訴訟代理人を担う、元金沢地裁裁判長の井戸謙一弁護士は
「皆さんの力で、2月初旬とも言われた大阪高裁抗告審敗北=関電による高浜原発
再稼働を止め、今もなお大津地裁決定が守られていることをうれしく思う」と述べ、
「リスクがあることを理由に科学技術の利用を禁じていたのでは、
社会の発展は望めません。

しかし、原発がなくても電気は足りています。
この社会に原発は必要ありません。自動車や飛行機に替わる
リスクのない移動手段はありませんが、原発に替わるリスクのない発電方法は
いくつもあります。社会的な必要のない原発のために私たち市民が
リスクを受任しなければならない理由はありません。
私は、大阪高裁が、私たちの主張を認め、大津地裁決定を守ると信じています。
仮に、大津地裁決定をひっくり返すのであれば、私たちの問題提起を
はぐらかすのではなく、正面から受け止めて論破する必要があります。」
と、強調された。

井戸氏は、6年前の原発事故で自主避難した人への住宅支援の
あと三週間での打ち切りへの闘いなどにもふれ、これから数か月で
5つの裁判決定(高浜3,4号機運転禁止仮処分に対する大阪高裁決定、
伊方3号機運転禁止仮処分申立てに対する広島地裁、松山地裁、
大分地裁の各決定、玄海原発3,4号機運転禁止仮処分申立てに対する
佐賀地裁決定)が出ること、これからの半年の闘いが司法闘争的には重要で、
来年のこの集会までそれぞれの持ち場で一人ひとりが
せいいっぱい闘おうと提起をされた。

 集会は峯本敦子・さいなら原発びわこネットワーク代表世話人
などの司会で進行され、参加者は、石居九美さんの従軍慰安婦問題を
扱った父の遺作小説:『奇跡を拾って歩いてきた』の普及宣伝含めた九条の歌や、
“在日関西人”の趙博さんコンサートや三日月大造県知事をはじめ、
米原市長など県内5自治体首長からの挨拶や文書メッセージ紹介(三井寺 / 日本基督教団 / 滋賀県保険医協会からも)、
千葉の放射能ホットスポットから避難された山崎圭子さんの、
5歳の朋君含めた迫力ある発言などに確信を固め、

びわ湖と運動の未来も担う


野坂昭生・実行委員会呼びかけ人の閉会あいさつを受け、さいなら原発・びわこネットワークののぼりを先頭に、
関電滋賀支店経由の市内デモ行進に出発した。

関電滋賀支店に向かうデモ隊


若狭の原発を考える会は訴えで登壇し、原発最新情報のニュース配付や
自動車添付の「原発反対」マグネット大量普及をおこなった。
集会満席の盛り上がりは、県内20の主要駅頭の3.11集会チラシまき、
宣伝や団地宣伝、職場・地域での宣伝もくまなくおこなってきた成果と言えよう。


報道記事の紹介


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