滋賀県三日月知事が3月20日、大飯原発3・4号機の再稼働について、
見解を表明した。
高浜原発の隣の大飯原発に関してだが、昨年3月9日の世界史上初めて
司法の力で稼働中原発を止めた(高浜原3・4号機を)大津地裁仮処分を読むと、
この滋賀県知事の原発事故避難の点での見解表明が
昨年異議審決定(7月12日、これも原告勝利!)文書の中に出てくる。
「債権者らの主張」としてだが、これを裁判所は肯定して
原告側勝利を出しているのである。
裁判所は”社会通念”ということを強調する。
3月中とも言われる大阪高裁抗告審を前にして、
また重要な社会通念が表明された、明らかとなったのである。
(稲村守)
・・・以下、『時事通信 3/20(月) 』から ・・・・・・・
■ 大飯原発を視察=「再稼働容認できない」― 滋賀県知事 ■
滋賀県の三日月大造知事は20日、福井県おおい町にある関西電力大飯原発を初めて視察した。
大飯原発3、4号機は2月、原子力規制委員会の再稼働の前提となる審査に事実上合格。三日月知事は視察後、記者団に滋賀県が求める実効性ある多重防護体制の構築が道半ばなどとして、「再稼働を容認できる環境にはない」と述べた。
視察には関電の豊松秀己副社長が同行。事故が起きた際の対策拠点となる緊急時対策所の建設現場や、重大事故時に原子炉を冷却する海水ポンプが壊れた場合の代替機器などについて確認した。
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