オンライン診療が始まっている。患者の状態や、患者が離島やへき地に居住して病院まで行くのが困難な場合などで、情報通信端末を利用して医師が離れた患者の問診ができるようになった。
だが薬は、薬機法で薬剤師による対面の服薬指導が義務付けられている。これも法改正により薬剤師の「オンライン服薬指導」を認めようとするものである。
郵送などで薬を受け取れるようになれば、患者は診察から服薬まで、在宅で一貫して受けれるようになる。
現在、通院が困難なため、入院してしまう、というケースもある。これが実現すれば、医療費の削減にもつながるだろう。