宝満山研究会(山岳宗教遺跡の保全と研究)

大宰府の北東に聳える宝満山の歴史的価値を掘り起こし、山の保全を考える会です。

宝満山本谷礎石群の現地説明会

2008-03-17 | Weblog

現在、太宰府市教育委員会がおこなっている
太宰府市大字内山字本谷での発掘調査で
平安時代前期の方3間の礎石建物が検出されています。
12月の本会の共同作業で下草刈をした現場です。

この調査成果の現地説明会が下記の内容でおこなわれます。

日時;2008年3月22日 土曜日 午後1時~3時(雨天決行)
場所;竈門神社駐車場 受付と資料配布
   ここから徒歩で周辺の遺跡を解説しながら
   約30分かけて発掘現場に移動します(車道)。
   車でおいでの方は駐車料がかかります。

現場では平安時代の礎石建物と石で組まれた階段、
土器、瓦、小金銅仏などが出土しています。
宝満山の平安時代前半は謎が多く、
そういった意味では貴重な発見となっています。
調査後は埋め戻されますので
この機会にぜひご覧下さい。



※この遺跡の関連記事は本ブログの「六所宝塔院について」
12/10記事をご参照下さい。
(http://blog.goo.ne.jp/dazaifu2340/d/20071210)