「話しは変わりますばってん、
あーた、道のハタのマンゴロウに気づきましたな?」
宝満での災害の巡視中に様子を伺っていた
地元内山の方との会話で出てきた話題でした。
本当に久しぶりに聞いた「マンゴロウ」。
竈門神社を左へ通り過ぎて、
宝満の一の鳥居に向かうすがら、
そば屋山公さんも式部稲荷さんも通過し、
鳥飼さんのお墓のカーブを過ぎた
ちょうどそこ、道の脇にそれはありました。
「草刈りするたんびに、いっつもおんなじとこ、
さっちおんなじとこに決まってマルボロのですな、
マンゴロウの捨ててあるとですたい。
最初はいややったけど採って捨てよりましたばって、
採ったらまぁたおんなじとこに捨てるとですよ。
えーくそこんちくしょう!なら見せしめたい!
とおもぉて、わざぁと置いとりますと。」
まったく山男(女か?)のモラルはどこへやら・・・
無理やり道際に駐車して路肩が
広がったとこがあるかとおもえば、
ヤマを灰皿かゴミ箱同様にしてしまうものも・・・
見せしめは効いたのでしょうか?
久しぶりに聞いた煙草の吸いさし
「マンゴロウ」の言葉と
少し哀しい思いのお話しでした。