現在の峰入りでは、一般の参加者は仏頂山から宝満山頂に至る間で
待ち構えた竈門神社神主から引換証を受領し、
下山後に竈門神社社務所にて「宝満山金剛界峰入証」をいただけるようになっています。
山伏がおこなう本格的な峰入りにおいても満願達成者には「碑伝(ひで)」と呼ばれる
入峰したことを証明する先端が三角形をした板が渡されることがあるようです。
入峰した回数によって山伏の格を定めるところもあったようで、
それを知ってか、常連さんの中には毎年いただく入峰証の数を自慢される猛者もおられるようです。
宝満山修験会が復興し36度目の入峰はけが人もなく無事終了しました。