太宰府市の内山、
宝満山の上り口の左手に
天台宗妙香庵さんが新たに坊院をお建てになり
今日はその落慶法要が執り行われ
多くの門徒さんが参列されておられました。
ご本山の座主をお迎えしての式とか。
妙香庵さんは昭和62年に同じ内山に
高さ5.8mの入唐を祈念する若き最澄さんの像をお建てになり、
その意思を後世に伝える寺院として
また、信仰の山を形で表すランドマークの寺として
知られているところです。
ここもまた人が集うあらたな
宝満山の拠点になることでしょう。
かつてここにあった「有智山寺」は
中世においては九州を代表する
天台系の山岳寺院であり、
その縁が現代に繋がっている、
というところでしょうか。