昨日は、2年近く休んでいた月1回の吟行&俳句の集まりに参加した。
毎月送られてくる句会報に、励ましのメモを同封してくださった先生。
「そろそろいらっしゃいな」と声をかけてくれる仲間たち。
何より、
自分の病気のせいで私が楽しんでいるものを取り上げてしまうことを一番気にしていた夫に安心してもらうために。
朝8時半集合。
寒い寒い。
山がそのまま総合公園になっている定例の吟行場所は、厳しい冷え込みだけでなく風もやや強く吹いていて、心身共に俳句モードになるには厳し過ぎた。
手を擦り合わせ、目に涙をため、鼻をすすり、上半身を思い切りちじめ、「寒い、寒い」を連呼しながら歩くばかりだった。
それでも時間は進み、公民館に場所を移しての句会。
なぜかここの学習室がまた寒い。
今度は下半身に力を入れ、太ももをさすりながら、なんとか規定の5句を投句した。
最後に今月半ばからの文化祭の話あれこれ。
提出できる句が無いのでパスしたい旨を言うと、「今日つくった中にあるじゃないですか」と先生。
そして5句の中から、先生の添削も入っていない最初に出来た1句を選んで下さった。
これは嬉しかった。
俳句から完璧に離れていた2年近くのせいか、寒さのせいか、やる気がないからか、仲間と歩いていても、何も発見できないし感じられなかったから。
“おだて”に弱い私。
急激に周りの温度が3~4度は上がったように感じられて寒さが遠のき、大いに気を良くして帰宅したのだった。
はい、嬉しかったです。
吟行・句会終了後には、再開祝いのランチにも誘ってもらい、俳句から離れたお喋りも楽しめました。
一日中、一言も話さない日もある生活の中では、大きな気分転換になりました。