長年つかっている鍬のクサビが、いつのまにか外れてしまい使えなくなっていた。
新しいクサビは買ってきたが、情けないことにつけ方が分からない。
隣畑の方が来たら教えてもらおうと待っていたら、昨日、姿が見えたのでお願いした。
丁寧に取り付けて下さりながら、隣畑のご主人K氏が「本当に畑を大事にしていましたよね、自分に置き換えたら、とてもできないことです」としみじみとおっしゃる。
確かに畑を大事にしていた。
病の身体をおして楽しんでいた。
そんな言葉を聞きながら、私も大事にしていこうとの思いがより強くなってきた。
とにもかくにも、野菜作りには“土起こし”が欠かせない。
土を起こさなくては何も始まらない。
土づくりは基本の基本だ。
だからといって今の私、体力的にも運動神経的にも、耕運機を使う覚悟が出来ていない。
しかし、のんびりはしていられない。
夫の知人H氏に思い切って依頼の電話を掛けると「うん、分かった、明日やるよ」と快諾して下さった。
そして今日、H氏のトラクターがやってきて、あっという間にふかふかな土となった。
3~4年前に新しく借りた土地は、長らく使っていなかったせいか最悪の土の状態で、夫は試行錯誤を繰り返していたが、その成果が出てきたのか、かき回された土はふかふかととても良い感じ。
この分だと、夏野菜は期待できそう。
トラクター作業にはある程度の広さが必要なので、まだ残っていた16本のダイコンやホーレンソウ、ハクサイは抜き、レタス等は他へ移植した。
真ん中に残っているのはタマネギ、ブロッコリー、スティックブロッコリー、キャベツ。
H氏はそれらを除けて上手に耕してくださった。
耕運機の運転を躊躇する私にK氏は、「うちの奥さんもスイスイ動かしていますから、大丈夫ですよ」と後押しして下さる。
隣家のT子さんのご主人は、運転を指導して下さるという。
ご近所パワー、ビシバシいただいてます。
そうそう、昨日は隣家の次女・三女ちゃんが、手伝いに来てくれた。ハッキリいうと邪魔だったのだけど、どうしてもと言うので、イチゴの苗の水やりと土の塊を砕いてもらった。
ありがとう!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます