12月31日(日)
痴呆棟寝ずの番して年移る
湯たんぽの栓がゆるくなっていてお湯が漏れ出ているリアルな夢を見ていて目が覚める。
ベランダのガラスを磨いて新年を迎えることにせめてもの我が家の迎春。
膝の具合を確かめにダイソーへ出向く用事を無理やりこしらえて外に出る。
知恩院でひとりのカメラマンが杭にロープとフックを利用してぶら下げていたのを見た。これっていいアイデア思いもつかなかったことの発見。下が濡れている或は泥んこということもあるだろう。空中には吊るせないが棒杭やらロープが張られていれば吊るすこともできるじゃない。フックを買いに出向いたのだ。フックが思いつかなく店員さんに指でエス字を描いてこういうのどこにあります?
フックだった。
カメラバックには軽い折り畳み傘も入れる。カラビナと平たい紐も入れる。大は小を兼ねるとむろん買ってきた大きめのフックも。
お昼を済ませ戻ってきたFZ1000を小さなリュックに入れてご近所散策。
玄関横にこじんまりと整えられているザクロの木を発見。熟れ具合枯れ具合まことによろしく屈みこんでシャッターを切る。初期設定で戻ってきたのでシャッター音がしていた。音を消す。畑に植えられている雨上がりの葉ボタン。佐奈川に戻りいつものウォーキングコースに入る。完ぺきではないがほどほど快調。そういえば痛み止めを飲むのを忘れていた。
ヒトはあまり歩いていない静かな佐奈川べり。駐屯地の中も駆けている自衛隊員はいなかったさすが大晦日。豆腐を買いにアミカに入ったらなんだ売ってない。ここでかいがいしく動き回っていた新美さんという若い店員さんはどうしたろう。今年のお正月を過ぎて姿が見えなくなっていた。やめたのかそれとも本部へと吸い上げられたのか。移動があったのか。来年もよろしくお願いいたしますと珍しく声をかけて来たのだそれだけに気になっていたのだ。
1万歩こなしたので夜は止めておく。
厨房メモ
今年もミミズのたわ言ならぬおけらのたわ言に延々と一年お付き合いくださいましてありがとうございました。途中から画像を一枚追加してのゆったり航行田田船でした。来年もこのままゆったりたわ言航行したく存じます。
年末にひざの故障というアクシデントに見舞われての田田船。これも思いも掛けなかった加齢から来た欠損。トシはとりとうない、と空を仰いだ年末でした。昨年の11月みどり湖ハーフマラソンで傷めた右足は回復しております。願わくはこんな形で傷めた左足も回復できるものと田田船の舵を取って航行してまいります。来年も変わらずどうぞよろしくお願いいたします。
平成30年。覚えやすく切りの良い年号でホッとしております。皆さまにも良き年でありますよう一年間のご愛読ありがとうございました。来年も変わらずご贔屓にお願い申し上げます。