如意樹の木陰

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予知夢のお話

2007-07-29 01:38:32 | サイ・フォーラムへの書込み
予知夢のお話 投稿者:だるまばらむ  投稿日:2003年 1月17日

私は、十数年前、かなり頻繁に予知夢を見ました。たわいない日常の出来事、たとえば翌日見て感動するテレビ番組の場面や、半年後に建つ工場の様子、そんなものを夢に見るわけです。夢の1/3くらいは予知夢なのではないかと思ったほどです。かなり頻繁にデジャビュを感じていました。
しかし、もちろんコントロールはできません。勝ち馬投票券を当てることはできないわけです。残念!!
それでも、正直なところ少し舞い上がりました。

しかし、しばらくして、とても怖い体験をして、それから夢を思い出すのはやめてしまいました。

ある日交通事故の夢を見たのです。あまり明瞭な夢ではないのですが、人を車ではねそうな、あるいははねてしまったような、そんな感じの夢でした。
夢の事と笑うわけにはゆかない状況でした。私の夢のおよそ1/3は現実になるわけですから・・・

そして、それから1ヶ月くらいして、ついにその夢は現実になりました。
濃霧の夜に人をはねそうになったのです。しかし、さいわいあとほんの少しのところで車が止まってくれました。
その時はものすごいデジャビュで、総毛立ちました。

今になって考えれば、予知夢を見ていたから、普段以上に安全運転であったので、事故にならなかったともいえるわけで・・・まったく、いちど因果関係が崩れてしまうと、もうわけが分かりませんネ。

今でも見ようと思えばある程度予知夢を見ることはできます。実際こんな文章を書いていると、今晩見てしまう可能性は高まります。
しかし、夢を見たとしても思い出さなければそれでいいわけですし、仮に思い出したとしても、ほっておけば30分もしないうちに忘れてしまいます。夢ってそんなものです。

予知夢は、現象としては興味深いです。何とか科学的に説明できないものかとも思いますし、私なりにいろいろな仮説を考えてもみました。
これから、科学が進歩して、誰かがこういった現象を科学的に?説明してくれる日が来るのかなぁ??

**コメント**
未来を予知する事例はさまざまな本にたくさん紹介されているし、その中には予知夢の話も多い。現象としてはほぼ間違いなく存在すると言ってよいと思われる。
それを糸口に時間と意識の関係をもっと考えてみる必要を感じる。
イメージとしては、過去・現在・未来が時空としてはすでにあると考えるのが一番わかりやすい。
すでにある時空の中を、現在という衝撃波のようなものが移動している。
私は、現在の状況に悲しんだり喜んだり、過去を悔やんだり、未来に不安を感じたりするけれど、もっと深いところには単に見ている自分がいることも感じる。

さて、このように考えてゆくときに不思議に思うのは、私のいる空間上の座標は、私がじっとパソコンの前に座っているにもかかわらず地球の自転によってものすごいスピードで移動しているし、地球は太陽の周りをもっとものすごいスピードで公転しているし、太陽は銀河の周囲をさらに想像を絶するスピードでまわっているだろうし、その銀河もまたさらに速いスピードでどこかに向かって移動しているかもしれない・・・つまり過去や未来は時間的にだけでなく空間的にもはるかに遠いところにあるように思われることだ。
「遠い」ということは、4次元時空上では「長い」ということで、われわれはとてつもなく長い存在だということ。しかも、4次元時空といったところで、絶対的な時間もなければ、絶対的な空間もありはしないらしい。

こんな事をあまり理詰めで考えても、結局何もわからない事を再確認するだけなのだが、それでもたまに考えてみたくなるわけです。しかしやっぱり、この世界はマーヤーなんでしょうかね。
その一方で、この宇宙そのものがまさに奇蹟であり歓喜であると・・・そう思ってみたりもする。

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