雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

罠にかかるねこ

2007-07-27 20:45:40 | リツコト
夜眠っていると、網戸をがたがたゆする音。
そのただならぬ音に眠りのそこから一気に引き戻される。
続いて『くるにゃあ?』とあわれっぽい声。

ああ、また今夜も罠にかかるやつがいるのか…。

起き上がってカーテンをめくると、そこには、
立ち上がりばんざいした状態で網戸に張り付く白猫。
『くるくる?』と甘えた声を出しながらこちらを振り返る。

要するに、網戸に手をついて外を見ていたら、つめが引っかかり
取れなくなってしまったのだ。

網戸から手をひっぺがそうとがたがたゆするコト。
おかげで、うちの網戸はコトのつめが引っかかった所だけ、穴の
大きさが均等ではない…。
小さい虫さんいらっしゃ~い状態。

お前何度目だよ。
いい加減『手付いたらひっかかっちゃうかもな~』くらい思えるようになろうよ。
コトの両手をつかみ、つめ一つ一つを網戸から開放。

明日絶対つめ切ってやる~!!


そうやって我家の夜は更けていくのである。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿