引越しの息抜きに

半月ほど前のこと。
引越しが差し迫ったある日、現実逃避のために甘母と一緒に上野に散歩に行った。

桜は散っちゃってるし、八重桜にはちょっと早い。
そんな中途半端な時期の散歩だったが、とても充実したものだった。




　　　　　　　　　　　　　　　上野公園入ってすぐ

　　　　　　　　　フォルクローレの演奏がお出迎え




春のうららかな日にぴったりのナンバーで公園へ…。

もちろん桜は咲いていない。
よって人も結構少ない。
甘母と、「うわぁ～この桜並木、すっごいきれいだっただろうね～！！」と言いながら
並木の下を歩く…（-_-）イイノ。

並木の途中で道をそれ、不忍池へ。
これが大ヒット。

なぜかというと、いろんな鳥がいるから。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カモさんお通り






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　カモメさんもお通り

　ハトさんも…




それ以外にも、アオサギやオオサギ（？）、ちょんまげのついた黒いカモの小さいのみたいなのや、
いろんな鳥類がいる。

さらに驚くべきは、湖畔を歩いていると上方にミミズクやワシなどの大型猛禽類も登場！！

…と思ったら鳥園だった。
入口が不忍池の対岸だったため、今回は入場せず。





　　　　　　　　　　　筋骨隆々の狛犬





本来の目的地は日光・月光菩薩を見に国立美術館。
相当な寄り道をしつつ、なんとか辿り着き国宝を見ることができた。



甘母と食事をし、家に帰って「さて！引越し準備の続き！」と気合いを入れて振り返ると、この有様↓。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぐで～ん






やる気失せるわ！！！！！！




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はい？






起きとるのかい！
怖いわ！

寝てるなら目つぶってください。
おきてるならもうちょっとねこらしい姿勢でいてください。
次回から、頼んだよリツ…。













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新キャラボスねこ（多分）とにんにく

ＳＯ－ＫＯに暮らすようになって二日目。
ようやく自分の部屋の中が落ち着いてきた。
ほかの部屋はまだ全然手付かずだけど。





　　　　　　　　　　　　　柚子の木もっさり♪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｚｚｚＺＺＺ





朝起きて、１階に下りると見知らぬねこがデッキの上で寝ていた。
私がガラス越しにうろうろしても知らんふり。
起きる気配すらない。
結局このトラボスくん（顔がでかく強そうだから）が起きたのは昼過ぎ。





　　　　　　　　　　　　　　　ＺＺＺｚｚｚ





おもむろに立ち上がり、大きなあくびと伸びを一回ずつ。
そしてスルリとデッキから降りていった。

さて、ボストラくんがいなくなったところで、家具作り開始。
甘父は新規家具を購入させてくれない。
できるだけ手作りで家を作り上げたいらしい。
それが男のロマンってやつなのかしら。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓テレビボード作成中↓






棚を作りたい場所の採寸をして、図面を描き、木材を買ってくる。
買ってきたものをのこぎりで切って、釘をうち、ニスを塗って完成。
確かに市販品よりも安価（人件費は考慮しない）だし、サイズもジャストフィットの家具ができる。
でも、作業工程的にはかなりの重労働。





　　　　　　　　　　　↓図面の隣に気になる地図が・・・。財宝の隠し場所か？？






この字は甘母の字。
甘母は家の庭にいろんな植物を植えまくっている。
先日は自分のベランダで増やしたクリスマスローズを持ってきて、二箇所に分けて植えていた。
傍から見ていると適当に植えまくっているようにしか見えないが、きっと彼女なりの法則や庭の将来像が有るんだろう。
電柱の隣を見てみると、地図の通りあった。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　にんにくの芽～♪　うふふ～♪






庭に対する将来像なんてないのかもしれない・・・。










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リツの小さな愚痴

リツは小さいときから我慢強い。
コトのわがままや自己中をさらりと受け流してあげている。
例えちょっと迷惑そうな顔しても邪険に扱うことはしない。

でも、たまにはちょっとこぼしたいよね。





　　　午後の日差しの中で、ぼんやり日向ぼっこしてるとね・・・






　　　　　ふ～んふふ～ん♪♪ザリザリ　　　　　なぜかぼくの前に立ちふさがるの。






どうしてもくっついていたい妹心。
でも、ほかにも場所はあったはず。

これは確信犯だろうか。。。











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二人の密談

新居が片付き、ねこにとって少しでも暮らしやすい環境が整うまで、リツコトを実家で預かってもらっているが、
実はこのやり方とても非効率的。
なぜなら、今まで4年ほど一人暮らしをしてきたが、後半の2年間弱は『二匹と一人暮らし』だったため、
アウェーな環境かつねこがいないという状況が心細く、結局自分も実家に預かってもらっているという状況に
なってしまったのだ。

情けない。

とはいえ、実家で甘やかされまくりで幸せいっぱいなリツコト。





　　　　　　　　　　　　　　　　カラスだ・・・。　　　　　　　　　　　飛んでった・・・。






最近日課となりつつあるベランダ散歩。
甘母の好意で日に数十分ベランダ探検が許されているらしい。
それを催促する二匹。





　　　　　　　　　　　　　リツ兄、催促してみて。　　　　　　甘ママさん。まだ、この扉は開かないですか？





甘母　「今日はもうお昼に一回出たでしょ？」





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・。フイッ　　　　　　　　だそうだよ。





　　　　　　　　・
　　　　　　　　・
　　　　　　　　・

時間が経ってもその場を動かない。

　　　　　　　　・
　　　　　　　　・
　　　　　　　　・




　　甘ママ～！日が暮れてきたわよ～！！　　　　　じょーろさんさよーならー。





ねこという生き物はとてもマイペースだ。
飽きっぽいかと思えば、のんびーり気長ーにいろんなことを待ったりする。
しかし、突然矢のような催促鳴きをして人間を焦らせたり・・・。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お日様さよーならー。






結局根負けするのはいつも人間の方。





　　　　　　　　　　リツ兄、もう一回催促して。　　　　いいけど・・・。





ねこたちにはきっと人間の心理が読めているんだろう。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　甘ママ～。出てもい～い？？






甘母　「しょうがないな～、柵から落ちないようにね♡」　ガラリ




ねこ相手にその行動を制限するのはとても難しい。













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片付けられない症候群

さて、ご無沙汰しております。
引越しが無事に終わったご報告はしましたが、片付けが終わりません。

原因は収納がないから。
決してワタシの能力の問題ではないはず！

あの狭い部屋に収まっていたものたちが入らないのは、収納されるべき本棚やタンスを処分してしまったからだ。
昨日やっとタンスを新たに取得し、洋服は無事片付いたが本棚がないため本が収納できない。
甘父は『本棚は買うもんじゃねえ。作るもんだ！』とか言ってるし。
ダンボールに収められた本たちが光の下に出てこられるのはいつになることやら。。。

リツ、コト。
もうすぐ呼んであげられるからね！
もうちょっと待っててね。











リツコトはもうすぐ誕生日（お医者さんの意見を鑑み勝手に決めた）。
というわけで、懐かし写真。
拾って数ヵ月後の二匹。
すでに現在のふてぶてしさを物語る寝相。






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新居一日目

一昨日無事引越し終わりました。

残念ながら、ネット環境が整っていない＆リサイズした写真がないため写真をアップできません。
取り急ぎ、無事引越し完了のご報告。

ねこたちはまだ実家です。

ねこ砂を撒き散らし、甘母を困らせているであろう。
そして、朝の忙しい時間に皆を『クラブ古都女（ことめ）』誘い、朝をもっと忙しくさせているであろう。

ふはははは！！


　　・
　　・
　　・


さーて、早く片付けてねこたち連れてこようっと。。。







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引越し前夜

明日はとうとう引越し。

私がこのアパートで始めての一人暮らしを始めたのは、２００４年秋。
リツコトと出会い一緒に暮らし始めたのは、２００６年６月。
以降、二匹と一人でどたばたと過ごしてきた。
その一部始終を見守ってくれた私の最初の城。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　がぶぅ！！　　　　　　　や、やったな～！！






リツとコトは初めての引越し。
小さい頃から育った狭いワンルームを出て、あまり気に入っていない様子のSO-KOにうつる。
慣れてくれるかどうかなど心配は沢山あるけど、階下の人に迷惑を掛ける心配もなくなり、
夜中だろうが大運動会を心置きなくやらせてあげられるのはちょっとうれしい。

ということで、ねこは引越しの邪魔になるため、一足先に実家に引越し。
甘父、喜んで迎えに来てくれました。
写真は『一応ミケねこ宅配便』の車内。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ、顔はだめ！！ギブギブ！！　　　　ていっ！！がぶ！！






夜の『さばねこ宅急便』もこのアパートから出発するのは今回が最後。





　　　　　　　　　　　　　　　リツ兄、平和条約結びましょう！　　ナメナメ　　　　ふむ。






なんだかちょっと、センチメンタルな気分。。。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほら、お背中舐めてあげるから　　　　　　　　　ふむ。






・・・。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　首の後ろもきれいきれいしてあげるから。　　　ふむ。






・・・。





　　　　　　　　　　　　　　　　　じゃあ、次はお顔ね。　　　　う、顔はいい。。。





・・・。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ほら、もうちょっと顔をこっちに…。ガッシ　　　　う゛・・・。






・・・。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・。　　　　・・・。






・・・。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ぐぅ・・・ｚｚｚ。　　　ぐぅ・・・ｚｚｚ






お前たちに同意を求めたあたしが悪かったよ。。。






　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　んぁ？？





いい、なんでもない。
もうちょっとで甘父邸に着くからもうちょっと寝てな。










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グラビアお手伝い

休日いもちゃんが、かわいいポスターを写真に残そうとリビングで撮影会を始めた。
すると、コトが駆け寄ってくる。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この辺でいいかしら？

　　　　　　　いも）今日はコトちゃんが主役じゃないんだけどな…。Σp[【◎】]ω・´)





コトはカメラを持ち出すと自分が撮られるものだと思って急いでポーズをとろうとする。
たしかに、デジイチのデータの８割から９割はねこの写真だ。
だから、カメラを持ち出すと自分の出番だと思うのは正しいことなのかもしれない。




　　　　　　　　　　　　　　　　　こんなポーズはいかがかしら？

　　　本当は、そのお腹の下のポスターを撮りたいんだけどな　Σp[【◎】]ω・´)





でも、だからといって自分に向けられていないカメラにまで入ってこなくても…。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　ホントはね・・・






しかも、この子はとっても自己主張が強い。
ああしてほしい！こうしてほしい！
ああしたい！！こうしたい！！
お腹すいた！
膝開けて！（眠くなると膝に乗りたがる）
とか。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あたし的には、






リツは、どっちかっていうとにゃあにゃあ言わず、目線で訴えるタイプ。
ごはん…まだかな…。
ちょっと甘えモードになってもいいかな…。
これ、においかぎたい…。
とか。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こういうのがイイと思うんだけどな。






オスとメスの性別の違いなのか、コトとリツの性格の違いなのか…。
最近の日本の男女の力関係を見ているようだ。












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懐かし写真 ～コト編～

引越しの荷造りは結構楽しい。
５年前に実家から持ってきた、今見るとガラクタのようなモノたち。
でも、その当時は初めての一人暮らしに必要だと思ってたモノたち。

　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・
　　　　　　　　　　　　　・

とはいえ、荷造りばっかりやってて飽きないわけがない。
昔の写真をひっくり返し懐かしい日々を思い出す。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くるる？







そうそう、コトは小さくて茶色かった。。。
暗い夜道で拾ったときはしろいこねこだと思ってたのに、
つれて帰って明かりの下で見てみたら、顔の周り、前後肢の指の周り、
おしりの周りが茶色くて、恐ろしく汚かった。。。

この写真はひろってから１～２ヶ月くらいたって実家の両親（のちの甘父・甘母）にも紹介した頃。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　くるにゃ？






そんなことやってるから、ねこに邪魔されようが、ねこに手伝ってもらおうが、どっちにしろはかどらない。


いや、これもある意味ねこの妨害なのか…。
そうかも。



それにしても、コト。
なんだかきつねの子みたい。











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荷造りを手伝う

週明けにせまった引越しのために、荷造りをしようと重い腰を上げると、
いままでさんざんぐうたらしていたねこたちがいそいそと起き出してくる。





　　　　　　　　　何から始めたらいいんだろう…（・ω・）？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大丈夫。あたしが手伝うわ。スタンバイOK！


　　　　　　　　　　いや、手伝って（邪魔して）くれなくて結構。





ねこという生き物は、恐ろしく空気を読む生き物だ。
問題なのは、彼らは読んだ空気と間逆のことをしてくれちゃうってこと。

ねこにばれないようにそうっと行動すると、かけつけてくる。
ねこに内緒でものを片付けようと思うと、その現場を見にくる。
急いで出かけなきゃいけないときに限って、ひざに乗ってくる。
しかも、長居するき満点で、幸せそうな顔でウトウトする。





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・ショボーン・・・(´；ω；`)






たとえば、荷造りも、ねこが大好きなダンボール箱を大量に使うから、
ねこの食後のお夕寝の頃を見計らってそっと開始する。
ダンボールを縛ってあるビニールひもを切り、そっとダンボールを取り出そうとすると、
もうすでにビニールひもの先っぽに食らい付いていたりする。早っ！！　Σ(・ω・ノ)ノ
今まで寝てたくせに。　チッ…。





　　　　　　　　　　そのひも、ちょっとたらしてみてくれちゃったりしない？　ワクワク






そして、案の定立候補によるお手伝い（邪魔）開始！
ひもの先をけばけばに解体する作業。
ダンボール箱を組み立てたら、一番乗りして中の安全を確認する作業。
ダンボールに仕分けを表記するための油性ペンやマーカーをベッドの下にしまう作業。
片付けているとどこからともなく出てくるチューカルテットを、再度冷蔵庫下等にしまう作業。
そのすべての作業工程には全力疾走で取り組む所存らしく、
おまけに毛もたくさん撒き散らしてくれるらしい。





しょうがないな～、もう。一回だけだよ？
ただでさえ集中力なくて片付け進まないんだから、コトはお手伝い（邪魔）してくれなくていいからね？

　　　　　　　　　　　　　ぴろ～ん　　フリフリ(*・_・)_／|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ワクワク♪






そうやって普通にやれば1時間で終わる作業を３倍・４倍時間をかけて行う。
なんだかとっても非効率的だ。。。





　　　　　　　　　　　　　　　はい！もうおしまい！！

おまえは、袋でもかぶって遊んでな。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふむ、これもなかなか快適♥






でも、そんなねことの暮らしは、プライスレス

…のはず。







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