雨の日に拾われた猫の話

2006年初夏、しとしと降る雨の夜に拾われた二匹の子猫。
リツとコトと名付けられOL一人との同居生活が始まった。

家を追われたハチコ

2010-10-30 23:34:56 | 日常のこと

※注意※
以下ハチが沢山出てきます。
また、弱肉強食の現場も出てきます。
昆虫類がちょっと苦手な方は見ないほうが良いと思います。




台風14号が関東に最接近したハロウィンの今日。
予定していた外出はすべてキャンセルし、衣替えを断行。
そとは大風と大雨。
家の中で今年初のストーブをつけて、雨をみながらねこと衣替えは楽しい。











さて、話は変わって去年自宅を襲撃されたハチコ
今年もやっぱり我が家の庭に営巣した。
去年はハチコと子供たち合わせて3匹だったのだが、今年は超大家族。
巣は直径20センチくらいになっていた。
家族は、ぱっと見ただけでも巣に40匹以上。
出かけてるやつもハチノコの状態のやつもいるだろうからきっともっといるはず。











写真のように、ベランダの窓枠のすぐ上2階ベランダのすぐ下に集合しているのは巣があるからではない。
実はその大所帯の巣を、またしてもスズメバチに襲撃され追い出されてしまったのだ。
以下、その襲撃の模様。











巣の表面が凸凹にかじりとられているのがわかるだろうか?
スズメバチが中のハチノコを食べるために破壊したのだろう。
両手にしっかり握りしめているのはきっとハチノコ。











40匹以上のアシナガバチvs2匹のスズメバチ
圧倒的な数をもってしても全く勝ち目がないなんて、なんだか不公平だ。

とはいえ、窓のすぐ上に営巣されるとさすがに困る。
1階ベランダに出るのに命がけで、2階ベランダで布団を干してたら足の裏を刺されたとかシャレにならない。
なのでハチコが集合していた場所の近くで蚊取り線香を焚き、申し訳ないけどお引き取りいただくことに。
その後たまに数匹見かける程度になったが、一気に寒くなったから営巣が間に合わず子孫は残せなかったかも。
ごめんね、ハチコ。











ストーブ前に営巣するリツ。
私のお古のダウンジャケットにもぐってご満悦♪















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穴が開いたねこ

2010-10-18 20:56:45 | コト
唾液腺炎になったコト。
その後どうしているかというと、外科的手術が行われ経過は良好。





            コトはやればできるコだから(エッヘン






前回の話では外科的手術は行わない予定だったのでは?って??
そう、その通り!外科的手術なんて行わなくても自然に腫れは引いていくはずだったのに…
病院に行った先週土曜日の翌々日、仕事から帰宅し即コトのアゴ下を観察しにコトの元へ直行すると






              コトちゃん、キズ見せて。

                    いや!(プイッ






直径2センチくらいの玉が入ったようにポッコリ凸腫れていた箇所が、
隕石落下後の土地のように、ボッコリ凹へこんでいた。
そして、周りの毛は血を薄めたようなものが付き、しゃばしゃばと濡れた毛になっている。
アゴの下に玉を見つけた時もさあっと血の気が引いたが、今回もまたざあっと血の気が引いた。
なに?この血。なに?この穴!?






            やだってばー!!






即効動物のお医者さんに走!りたかったのだが、残念ながら近所の病院はすべて時間外。
仕方なく我が家で昔から万能薬として使用されている「馬油」を傷口に塗り、エリザベスカラーを装着。
幸い、本猫は今回も触っても特に痛くもないらしく、嫌がりはしない。
そして翌日半休を取り、お医者さんの元へ。






            撮ったわね?!(ギロリ






破けたところの毛をごっそり刈ってもらい、化膿止めのお薬をもらって無事帰宅。
お医者さん曰く、化膿さえ防いで傷が治れば、当初言っていたような3カ月もかからず治るし、
結果的にはよかったのかもねー。とのこと。

それにしても、自ら外科的手術を行うなんて、ありえない、このねこ…。





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腫れぼったくて熱を持っているあごの下の球体が、気になって気になって仕方なかったコトは、
私がいない間に、後ろ足で貯水槽を掻き破ってしまったらしいのです。
たしかにコトはしきりに気にしていたし、掻いているのも見ていたのに、対策を打たずに留守
にした私がうかつでした。
貯水槽崩壊の当日は、今のキズの3倍位の大きな穴が開いていました。
現在はだいぶ傷も小さくなって、その穴から唾液が漏れることもなくなりました。

とにかく、何事もなく無事にキズが治ってくれるまで最善を尽くし見守るのみ!!
気を引き締めて看病します!!
あ、でも本猫はいつもと変わらない生活をし、元気いっぱいですのでご心配なく^^

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秋の日差しとねこ

2010-10-11 14:53:30 | リツコト
近くの幼稚園が運動会らしい今日。
SO-KO周辺の天気は快晴。





   みしてー♪            みてー。蝶々♪





実は、三連休初日の夕方、ちょっとした事件があった。
コトが膝に乗ってきたので無意識にのどを撫でてやると、
左側のあごの下にポコリと膨らんだ箇所が。。。
そのポコリは結構大きくて、直径1.5センチくらい。





        あれ、セミじゃない?






一瞬で血の気がさぁっと引くのを感じ、
でも、ぐっとこらえてそっとそのポコリを触ってみる。

痛がる気配はない。

のどを撫でてもらっていると勘違いしているコトは、
目を細め、ゴーロゴーロ幸せそうにのどを鳴らしている。





              まだ、セミいるよ?!






でも、昨日までこんな腫れはなかったはず。
痛がってないけど、こんなの変っ(>_<)!!

ということで、夜の予定をキャンセルし、
猛ダッシュでお医者さんのところへ駆け込む。





            こっちきた!    きた!!






エコーを撮ってもらい、検査した結果、「唾液腺炎」とのこと。

口の中の雑菌がなんらかの拍子に唾液が出てくる管を通過し
唾液腺へ。そして、そこで炎症を起こすか詰まってしまったかで
唾液腺から口腔内へ唾液が排出されず滞留し
ポッコリ腫れてしまっている状態だそうな。

幸い、腫れは口の中に広がっておらず、ごはんもモリモリ食べるし、
本猫は触られても全く痛くないらしい。

抗生物質の注射をして、1週間後に再診。

炎症が治まり、詰まった部分が流れれば、数か月で完治するとのこと。
ほっと胸をなでおろした。



※そのポコリ発覚の1時間後、甘父は成田からロサンゼルスへ飛び立っていきました。
  検査結果が出る前だったので、甘父にはコトの異変を知らせず。。。
  心配で仕事が手につかなくなっちゃうもんね、甘父。
  ちゃんと治る病気だったので、さっき電話があった時には知らせてあげました。













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夏の来訪者 その2

2010-10-02 12:48:16 | リツコト
そして、選手交代。





   りつ兄、ファイ!!                  おけー!! (チョイ






コトがかなり思いっきりチューするなど、ダイレクトにバッタに挑戦していっていた
のに比べ、リツは相変わらず控え目。





                怒るわよ!あたし、本当に怒るわよ!!






バッタにすごまれたせいなのか、もともとの性格なのか…。
一度優しくちょっかい出した後は、





                  お、怒るの??






見守り…





                     本当に怒るの??






まだ、見守り…





                      でも、やっちゃお。。。(チョイ





意を決して手を出し、





                     つかまえたーーー!!!(ヤッホーイ






突然キレたかのように大胆になった。。。


と、この辺でバッタの身体にキズがつかないように、そっとリツコトから引き離した。
リツコトは長く楽しむためにか家の中に入ってきた虫に爪を出したりしない。
その代わり、小さい虫だと5分楽しんだ後は胃の中へご招待してしまう。
今回の来訪者は食べるには大きすぎるので、バッタがケガをする前に草むらに帰した。

消化不良気味のリツコトにはグラスバーとねこじゃらしで我慢してもらおう。














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