☆☆ universo & me ☆

猫の事、世の中の事、歌の事、ソプラノ歌手のつれづれ

夜練習二時間、少し耐久力が増してきた

2024-11-14 23:03:04 | 音楽、芸術

 

 

 

 

 🌥雲の中から顔を出したお月様🌕

 

 

18時には6.5℃ 20時には5.5℃ 

真冬の装備だと、歩くと汗が出る温度でした。

 

今日は🎹ピアノも少しだけ練習しました。ショパンのプレリュード”雨だれ” とラヴェルの”ソナチネ”

発声練習にはデュパルクの”旅へのいざない”が喉に負担が無いので、これを最初に歌う様にしています。

 

オペラは、ベッリーニ「ノルマ」より”清らかな女神よ” と「清教徒」

オペラは曲が長いので、直ぐに時間が経ちます。

声域も広いし、ブレスも超長いので、持久力と瞬発力の両方が要ります。

私は14秒間、ブレス無しで歌えますが、"Casta Diva"は、14秒までは行かないまでも、長いブレスが延々と続くので、背筋が疲れます。

2時間歌ったら、只今、背中が再びコリコリです💦

 

それでも漸く、高音を長く伸ばせる様になってきました。

まだまだですが、少しずつ、回復しています。

 

日本歌曲は「早春譜」を歌ってみました。

これは訪問コンサートでいつも歌っていて、評判が良かったのですが、以前ほどではありませんが、まあまあ上手く歌えました。

「蘇州夜曲」も、まあまあで、まだまだ元の様には歌えません。

AmazingGrace カッチーニのAveMaria

最後はバッハ&グノーのアヴェ・マリアで閉めました。

 

バッハ&グノーのアヴェ・マリアは、宮廷歌手ワルター・ベリーのコンサートで、GutenSchteinグーテンシュタインの巡礼教会大聖堂で歌って、神父様達が"Feine AveMaria" 素晴らしいアヴェマリア💗と、うっとりしていたと、わざわざお客様が教えに来てくれました。😊

私はオペラしか歌う予定は無くて、宗教曲をどうしても1曲は歌って!!とベリー先生に言われて、バッハ&グノーのアヴェ・マリアなら知っているでしょう?と言われましたが、私は、バッハの平均律の🎹ピアノは弾けましたが、一度も歌った事がなかったので、コンサートの前日に譜面を貰って、一晩で暗譜して歌ったので、ドキドキものでしたが、評判が良くて安心しました。

 

オペラはベッリーニの清教徒から「私に望みを返して!さもなければ、死なせて」を歌いました。

この時に、ベリー先生から「あなたは偉大な歌手だ!」と驚かれました。それで漸く、自信を持てました。

自信を持つのは、簡単な事ではなく、やはり、超一流の歌手に認められて初めて、自信が付きました。

 

自分のダメな所を、出来る限り修正して完璧に近付けていく事が、とても重要です。

そして、自分が何が出来ているのか?をしっかりと把握して、そこを益々研磨していく。

 

芸術とは、修行です。それによって向上していくことが、とても面白いから、ずっと研鑽していけるのです。

「練習大好き」でないと、芸術家には向いていません。

 

グーテンシュタインの巡礼教会

 

 


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