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猫の事、世の中の事、歌の事、ソプラノ歌手のつれづれ

野望の階段

2016-03-21 22:14:55 | ドラマ

 Netflix オリジナル 作品の『ハウス オブ カード』

野望の階段 が凄く面白い。

 

主演が ケヴィン・スペイシー なくらいで、やはり、名優は違うと思う。

 

ケヴィン・スペイシー演ずる、老獪な米国下院議員が、大統領選挙に立候補した議員を当選させたらホワイトハウス入りを約束されていたのに、いざ当選して大統領に就任したら、約束を反故にされて復讐を開始する、と言うドラマ。

 

 狡猾で実行力が有り、裏から手を回して副大統領に就任すると、次には大統領を嵌めて失脚させて自分が大統領に就任する。

 

その間に、秘密をバラされたら困る人間を、2人、自分の手で殺害する実行力を発揮する。

 

ケヴィン・スペイシーが演じていると、政治家なんて、人殺しくらい迷う事無く出来る人でないと、成れないんだろうな! と、妙に納得してしまう。

 

その奥方役の女優が、ロビン・ライト なんだけど、骨格のしっかりした顔と体格で、政治家の婦人で、自分も野心家で、夫の権力を利用して、議会では却下された国連大使の役職を獲得したり、愛人を持ったり、恐ろしい女を見事に演じている。

 

面白すぎて、土曜の夜から、休日はずーっと見ていた。

 

この婦人に比べたら、マクベス婦人さえ可愛く見える。

 

マクベス婦人なんか、夫を唆して国王暗殺させたりするわけだけど、良心の呵責で発狂して死んでしまう。

 

私はその『夢遊の場』を演ずるのが大好きで、何度もコンサートで歌い演じているが、こう言う本職の女優の演技は参考になる。

 

オペラ歌手の演技って、殆ど参考にはならない。

やっぱり歌が専門だから、下手なんだよね、当たり前だけど。

 

 

 


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