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ロシアのS.V.ラブロフ外相の『論拠と事実』BRICSは、どの国にも敵対することのない連合体

2024-10-28 15:09:33 | 政治

 

 

 

未だに、ロシアとソビエト共産党を同一視している人が居るけど、ロシアは、あの共産主義体制が酷過ぎたから、自由主義国に転身した事を知るべきです。

 

 

 

🇷🇺🎙️ロシアのS.V.ラブロフ外相の『論拠と事実』紙インタビューより(2024年10月21日)

主旨

#BRICS

・BRICSは、世界経済において長らく進行してきたプロセスを反映している。新たな経済成長の中心が現れ、それに伴い金融的影響力が生まれ、金融的・経済的影響力に伴って政治的影響力が生まれる。

・BRICSはというのは、「指導者」や「追随者」も存在せず、EUの高官たちが多くの国の有権者の願望に沿わない決定を下しているブリュッセルでみられるような官僚制も存在しない連合体である。

・BRICSというのは、どの国にも敵対することのない連合体である。[...] BRICSは、加盟国の潜在力を合わせ、誰もが利益を得られるような形でその潜在力を活用する共同戦略を考案する。

・BRICSや、西側諸国を含むことなく世界の多数派であるグローバル・イーストの国々によって創設された他の構造の主な特徴は、誰かと戦ったり争ったりするためではなく、地理的な位置、共通の歴史、近接性、共通性、経済構造のつながりといった客観的かつ競争的な優位性を利用するために創設されたという点である。

#ウクライナ

・EUの指導者たちにとって最大の恥は、「ウクライナはヨーロッパの価値観のために戦っているのだから、最後まで支援しなければならない」と繰り返し述べてきたことである。

・ヨーロッパの指導者たちは、依然としていわゆるナチズムの価値観を擁護する構えがあることが判明した。したがって、非ナチ化という課題は決してスローガンではなく、差し迫った課題なのである。

#国連

・国連は、不正を見つけたら「すぐに駆けつけて火を消す」ような「高貴な英雄」ではない。

国連は加盟国のものであり、拒否権のある安全保障理事会などといった独自のルールがある。ロシアなどの多くの国々が即時停戦を求める決議案を採択するよう提案したことに対して、アメリカは過去1年間に5回も首尾よく拒否権を行使した。単に拒否権を行使しただけだ。今、アメリカはイスラエルを刺激しないよう、全力を尽くしている。

#ユーラシアの安全保障 

我々は、ユーラシア大陸全体の(安全保障)構造の形成について話し合うことを提案し、特にユーラシア大陸西部の国々を含むすべての人々に門戸が開かれることを強調する。

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