さあでは話を徳島行脚に戻してゆきます
安楽寺を出たら次に向かうのが、
第八番の熊谷寺です。
ナビを入れようとすると、
なかなか入りません。
お寺の名前が「くまがやじ」と思っていたら
「くまだにじ」でした。
結構山の中の方にあります。
広い駐車場にとめて草履で歩いて、
登ってゆきましょう。
すぐに何かお経が聞こえてきます。
テープで流しているようですねえ。
以前に描いたここの絵は、
四国最大の多宝塔の前にいる
観音さんを描いています。
この絵を見た時に、この場面以外の寺の姿が
浮かんできません。
どんな寺だったかなあと
思いたずねて来たのですが、
そうですね、やはりここの景色が
一番目につきますね。
今回は桜がとてもきれいでした。
かつての巡礼を思い出しつつ、
描いた絵はもうすこしきれいさが
あってもいいかもしれませんが、
まあそのころの絵として
ちゃんと示してゆきましょう。
観音様の表情は少し描けたかな
って感じです。
順調にお寺回り、お四国巡りは
進んでいますよ。
次々に行きましょう。
次は第十三番大日寺です。
少し前に行った第四番と
同じ名前の寺ですね。
山号が異なっています。
四番の方は大日如来が本尊なんですが、
こちらの大日寺は十一面観音が本尊です。
昔から色々と経過があって、
こんな名前になっています。
サクラが咲き誇る道を走り
寺にやってきました。
クルマをとめて、交通量の多い県道を
草履でへこへこ注意して歩いてゆきます。
以前の巡礼の時も、
ここはとても交通の危ないところですからと、
添乗員の方も非常に心配を
しておられました。
この寺の以前の巡礼時の絵は
境内の真ん中にある
しあわせ観音を描いていました。
ブルーの大きな手が合掌しており
その間に観音様がおられます。
これはまた特徴的なデザインですねえ。
ほかにはなかった観音様です。
その姿は案内本を見ても
「ユニークなデザイン」と書かれています。
色はすこしあせていましたが、
その存在感はなかなかのもので、
変に細かいお寺の展示会にはぴったりですね。
さあてどんどん行きますよ。
この辺りは、お寺が近くに
集まっていますから、
あるき巡礼の方も気持ちが楽ですね。
この季節は歩かれている方は多いですね。
しかも白人関係の外国人の方も
かなりおられますし、
金髪のおネイチャンも
「こんにちは~」とか言いながら
参っておられるようです。
宿とかとるのん大変なんやろなあ。
doironも巡礼の経験者です。
お寺に参り、開経偈、懺悔紋から始まって、
三帰、山竟、十善戒等を唱え、
途中で般若心経がはじまり、
最後に廻向を申し述べて
一回のお参りを終えるとこは知っていますし、
これをそれぞれの本堂と大師堂で行ってきました。
宿を出た時も唱え、
帰りのバスでも唱えて、
1年間に200回位こなしたので、
それとなく覆えています。
外人さんはそんなんしないでしょうねえ。
も、もしかして英語の般若心経がある?
そんなわけはないでしょうねえ。
今回はそんな巡礼ではありません。
過去の自分の巡礼を見直すために
やってきたので、お経は唱えずに
静かにお参りだけしていきます。
続く
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