ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

高野街道 蟹井神社

2021-10-19 21:09:29 | ウォーキング

電車で天見に到着です。



数人が電車を降りました。
駅の外に出てゆきますと、
あああのダイヤモンドトレイルの
レースの時を思い出します。

駅前には店もありません。
小さな公園広場がひとつあるだけです。
前回はこの駅の切符売り場の横で
お弁当を食べましたねえ。
そんなことを思い出しながら
スタートしてゆきましょう。

地図ではここから国道の方へと
出てゆくことになっていますが、
さして遺跡とかもないので
しばらくは山の下の散策路を
緑を眺めながら歩いてゆきましょう。



ダイトレレースもこの道を
走ってくるはずです。
濃い緑の中をクモの巣に注意しながら
歩いてゆきます。
どうもこの道は高野線の旧廃線跡
じゃないですかねえ。

まっすぐに山すそを通ってゆきます。



このあたりヤブミョウガが多いですねえ。
葉っぱがミョウガに似ている
ということでこんな名前になっています。
どこかにミョウガの新芽が
できるのかなあと思ってしまいますが、
それは間違い。

いくら待ってもそんな食べられる
ミョウガはできません。
ミョウガはショウガ科の植物ですが、
このヤブミョウガはツユクサ科
ですから違っています。
せいぜい若芽の葉っぱを塩茹でに
して食べる感じだそうです。

葛なんかも花を咲かせています。



こんな気持ちいい山の廃線跡部分の
散歩道をてくてく歩いてゆきましょう。

やがて、山道に住宅が接し始めたとこに、
蟹井神社があらわれます。



もともとは荘の名前をとって
甲斐神社といわれていたのですが、
火事で焼失後に建て替えられ
「蟹井神社」と名付けられたそうです。

西暦では1600年代だそうです。

サワガニでもたくさん
いたのかなとおもったら、
甲斐神社が口伝でこうなった
のではないかという説があります。



その神社は山の上にあり、
道から階段を上がっていくように
なっていますが、一目見ただけでも
葉っぱが階段上部に蜘蛛の巣に
ぶら下がっていたりしています。

ウヒャーこれはきついですねえ。

と思ったら右手の方に階段ではない
横道があるので、まずはそちらを
登ってゆきましょう。



この神社はこのあたりの産土の神様ですね。
神武天皇や応神天皇、神功皇后を
祀っています。

氏子は200件余り。

秋の祭りには高提灯をかかげて
祇園ばやしを唄いながら
参拝するそうです。



本殿にしっかりお参りし、
参道をクモの巣に注意しながら
降りてきました。
向こうの方にみえるのは
南海高野線の紀見峠トンネルの
工事現場でしょうか。



高野街道はここから、
紀見トンネルに入っていく道のある
国道の方に出てゆきますが、
すぐに右側の昔からの道に
入ってゆきます。



地面の端っこにこんな案内板が
張られているので、それを目当てにして
脇道に入ってゆくことにしましょう。



旧道に入るとほっとしますねえ。

昔ここを高野山を目指して
歩いた人のことを想像させます。

空海さんは今も祈ってはるのかなあ、
これからの人生、もっといいことあるかなあ
なんて考えてはったんのかもしれません。



旧道らしく水路にはこんな橋が



かかっていたり、途中こんな
養蜂箱もありました。



そんななんか楽しい旧道は
すぐに国道と合流してしまいます。



仕方ないので、今度は国道の歩道を
歩いて行きますよ。



なんかこれは古い建物ですねえ。
調べたら南海の旧の変電所らしいです。
このあたりは山も深く、
道沿いには大きな栗が
いっぱい実っていますよ。

この国道は何度も車で通ったし、
むかしは自転車でも通りました。
そんなことを思い出しますねえ。



さあ、ではいよいよ今回の最大の目的地である
紀見峠への道が近づいてきました。

つづく


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